備前の肩衝茶入を購入し、本日、届きました。
小西陶古作の備前の茶入で仕覆は、印度更紗菱形紋です。
面白いことになぜか共蓋が付いています。牙蓋は後から合わせたものでしょうか?
2枚目の写真を見ると、茶入と蓋がぴったりと合ってないことがわかります。
私は、陶古窯の茶碗を1つ持っておりまして、私の茶歴にとって想い出の深い1碗です。
その陶古窯の茶入を見つけて、見た目も気に入り、値段的にも手頃だったので、今回買ってみました。
茶人のなかでは、メジャーでは無いかもしれませんが、小西陶古は知る人ぞ知る作家さんで、陶古窯の土がいいという評判を聞きます。
初代・二代が小西陶古,三代が小西陶蔵さんです。
二代の陶古は女性で、残念ながら亡くなっています。
箱は、小西陶古と書かれており、恐らく二代の陶古だと思いますが、窯元に行って、初代か二代か確認はいずれしようと思っております。
小西陶古窯のHPは → http://www.toukogama.com/
茶入の形は、肩衝としたもんでしょうね。
感覚的なところになりますが、若干小さめのような気がします。
この肩衝は、しっかりと肩が張り、胴を若干へこましています。
紐は黄色の真田紐が付いていましたが、だいぶ汚れが目立つこと、私は裏千家なので、紐はやはり紫に合わせるために、古いものは捨てて、紐だけは買いなおすことに。
しかも、付いていた紐は4分でしたが、紐をとおす穴は3分に合う穴でした。
だいぶ無理して、通したのだと思います。引っ張って外せれなかったので、紐は切りました。
さてはて、まずはお稽古で持っていって、茶入荘で使ってみようかと思います。
後は、青年部のお茶会で出番がくれば、めっけものですね。
酷暑の頃でも、良い様な気もし、
名残の季節で五行棚ともよし、
開炉の頃に釣瓶の水指と合わすのもよし
瀬戸釉の茶入にはない良さがあるのかな?と思ってます。
ちなみに、茶入と仕覆と蓋の全体写真は↓です。
箱に紐跡が付いていますね。ちゃんと風呂敷などで包んで保管しないとこのような可愛そうな姿になるので、皆様ご注意下さい。
↓の写真が仕覆と茶入を置き合わせた感じです。
茶入が左でないというのは、写真を撮って気が付きました。
仕覆も、爽やかな仕覆で道具の取合せがしやすそうと思いました。
替仕覆を作って、眼鏡箱に箱を変えようかとも思案中です。
いくらぐらい掛かるのかな??
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