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2021年3月17日水曜日

令和3年3月10日のお稽古記録【東日本大震災追悼の趣向で釣釜初炭点前・濃茶平点前・台目薄茶点前】

  (お稽古内容) 

 3月10日にお稽古に行きました。

 この日も、休日出勤の代休をとり、14:30~21:30近くまでみっちりと稽古してまいりました。

 前回は水屋仕事が多かったですが、今回はゆっくりと色々な話をしつつ、稽古ができたので、疲れましたが、筋肉痛にはならない程度で終わりました。

 稽古は、台目薄茶点前、釣釜の初炭、濃茶平点前と3点前しました。

 この日は、翌日が東日本大震災の発生した日なので、追悼の気持ちを込めて、道具組をしました。

 私は、震災発生2年後に宮城県気仙沼市に、漁港の災害復旧工事の応援のために、3ヶ月という短期間でしたが、派遣されていました。

 そこで3ヶ月過ごしたことは、テレビで見る被災地と実際は大きく違い、現地の人が語る言葉の重さを感じました。

 その様な経験があり、2月に再び震度6の地震があったこと。

 震災から10年が過ぎ、裏千家淡交会青年部 東北ブロック主催でオンライン追悼茶会が3月11日にあることから、東日本大震災を振り返ることにしました。


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(お床とお花)

 


 

 掛物は瑞峰院の前田昌道和尚の筆で「春風吹又生」、土佐有楽と菜の花を内原野 鶴首徳利に生けました。

 東日本大震災で復興はある程度進みましたが、失われたものが戻ることもなく、哀しい体験が心から消えることもありません。

 現地の人を見て思ったことは、辛かろうが、生きている、前に進むしかないということを感じました。

 色々な気持ちが心のなかで交差しますが、上手く言い表すことができません。

 東北の人の歩む姿に「春風吹又生」の言葉が、合うような気がしました。


 

 この日のお菓子は、菊水堂の製で「土佐の春」でした。

 悲しいことが起きた日ですが、進まねばなりません。

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(釣釜 初炭)

 前回に続き2度目の釣釜の初炭。

 前回よりは引っ掛かるポイントが減りました。

 けど、来年やれば、きっと元通りです。

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〇大さげ・小さげのタイミング

 ・香合を出した後に、鎖を5目下げる(大さげ)。

 ・釜を左膝まで寄せて、釜を鎖の鉤に掛ける

 ・紙釜敷の塵打ち、懐中

 ・鎖を3目下げる(小さげ)

※今回の失敗は大さげをせずに、釜を左膝まで引き寄せて、大さげしてしまい。

 大さげ・小さげのタイミングが分からなくなりました

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 今年はもう1回、釣釜の初炭ができるかどうかですね。

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(濃茶 平点前)

 ちょっとしたところのミスはあったかも知れませんが、私自身があれ??と気になるところはなく、点前ができたような・・・。

 疲れていて忘れたのか??


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○道具組みのイメージ

 気仙沼で被災を受けた地域の陶器店で松楽の黒茶碗があり、復興支援にいった思い出として、少しでも復興のお手伝いが出来ればと思い、買ってきた茶碗が↓の茶碗です。

 お店に入ると、掃除をしてきれいな状態でしたが、建物は被災を受けた跡があり、壁紙にも津波により浸水を受けた跡がありました。

 その店で割れることなく、残った茶碗です。

 茶碗の正面には、赤い垂れ幕があり、復興の情熱ようにも当時感じたことを覚えています。

 この茶碗で濃茶を練り、社中内で東日本大震災の話をあれやこれやしました。

 私達にできること、忘れない・・・。

 このことが大事と思っています。


 

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<濃茶平点前道具組>

釜 :雲竜釜
水指:瀬戸一重口
茶入:茄子
仕覆:金襴
茶杓:「祈り」
茶碗:黒茶碗
蓋置:竹

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2021年3月7日日曜日

令和3年3月3日のお稽古記録【雛祭りの趣向で釣釜初炭点前・濃茶平点前】

 (お稽古内容) 

 3月3日にお稽古に行きました。

 この日は、休日出勤の代休をとり、水屋の用事を含めて14:30~21:30近くまでみっちりと稽古してまいりました。

 そして、3月に入ったので五徳を外し、釣釜に変えました。

 また、設えをお雛様の日に合わせて、稽古を楽しむことができました。

 この日は、汲み出しに甘酒を使い、弟子一同で席入りして、お茶会の雰囲気を楽しみました。

 稽古は、釣釜の初炭、濃茶平点前と2点前しました。

 長時間の稽古でクタクタになりましたが、充実した1日になりました。

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(お床とお花)

 


 

 

 急いで撮ったせいか、ピントがボケています(笑)

 掛物は立雛の色紙、花は乙女椿、花入は安南写です。

 茶花には相応しくないのかも知れませんが、お雛様の日なので華やかな椿を生けました。

 お雛様なので賑やかにしたくて、五色の紙釜敷を使い、黄交趾の瓢の香合を荘りました。

 ピントがぼけて不鮮明なのが残念です。

 4月の1週目には、お花見の趣向で楽しもうと思います。

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(釣釜 初炭)

 釣釜の初炭をするのは始めてだったので、予め予習をして稽古に臨みましたが、頭のなかでイメージするのと、手を動かすのは全く違うと痛感しました。

 釣釜の稽古は年に3月と4月の1週目の期間のみ、その期間で炭点前ができるのは1~2回ぐらい。

 ひっかかったポイントは以下のところ

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〇蓋を閉めるタイミング

 ・羽箒,火箸,香合を出したあとに、釜の蓋を閉める。

  (男は普段は帛紗を使わないのですが、南鐐や共摘の場合は男も帛紗を使う)

  ※普段は使わない帛紗を使うようになるだけで、流れが変わり、混乱です。

〇大あげのタイミング

 ・香をたき、香合を拝見に出した後に、鎖の鉤を大あげする。
  大あげした後に、釜を左膝横まで引き寄せて、小あげする

〇釜の蓋を切るタイミング
 ・釜を掛けて、釜の蓋をアの字に掃き、羽箒を片付け、釜の蓋を切る

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 来週も1回釣釜の初炭をやって、今シーズンの釣釜の初炭が終わると思います。この日の反省点を次回に活かせれたらいいのですが・・・。
   
 

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(濃茶 平点前)

 雛祭りなので、濃茶を練って社中で楽しみました。

 最初に入れたお湯の量が少なく、練り方がたりなかったのと、濃くなり過ぎて、少し飲みずらかったのが反省点です。

 多すぎも良くなく、少なすぎも良くないので、いつ練っても難しいと感じました。

 点前で間違ったところは以下のところ


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〇中じまいの後の茶巾を釜の蓋に置き、水指の蓋をあけるところ

 ・お服加減を聞く

 ・柄杓を取り、釜の蓋を閉め、柄杓を建水に預け、蓋置を勝手付に片付ける

 ・正客の問いに答える

 ・蓋置を元に戻し、釜の蓋を蓋置に置き、茶巾を釜の蓋に置き、

  水指の蓋を開けて、水を入れて、茶碗が戻るのを待つ

  (師匠が客席で濃茶を飲みなさいと勧めてくれて、普段と違うタイミング

  で中じまいをしたため混乱して間違ったと思われる)

 

  ※中じまいをせずに、濃茶を飲みに行き、水指の蓋が開いていない状態

  で点前を再開したため、茶筅とおしのときに水が汲めず・・という感じ

  で間違いが発生。


  濃茶を飲むとしても、中じまいをして、水を一杓入れた後にしないと

  点前を再開するときに間違う。

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  次回に濃茶をやり直して、反省を活かすにしたいですね。
  重ね茶碗をしようかと思っていましたが、リベンジを先にします。

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○道具組みのイメージ

 

 春になったので、水指は春慶塗の曲水指、3月なので釣釜にして、蓋置は鉄の五徳を使いました。

 茶碗は桃の節句にあわせて、桃色に近い赤茶碗。

 茶杓の銘は「春かすみ」にしました。

 

 年末に買った赤茶碗を始めて使ってみました。
 箱には赤茶碗と書いていますが、桃色に近いと思うので、雛祭りのときか
 花見のときに使うかのどちらかかなと思っていました。
 無事に茶碗のデビューが済みました。

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<濃茶道具組>

釜 :雲竜釜
水指:春慶塗 曲水指
茶入:瀬戸写
仕覆:間道
茶杓:「春かすみ」
茶碗:井戸形 赤茶碗(初代 三国丹祐 造 二代 丹祐 極)
蓋置:五徳

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2021年2月11日木曜日

令和3年2月10日のお稽古記録【なごり雪の趣向で大炉薄茶平点前・絞り茶巾】

   (お稽古内容) 

 2月10日にお稽古に行きました。

 立春も過ぎいよいよ春になってきます。

 世間の暦では、まだまだ寒い頃ということですが、今年の高知は3月の様な陽気です。

 年末から準備をしていた大炉に、雪輪瓦も入り、まだ足りない感じはありますが、灰も足したことなので、この日が今期初の大炉のお稽古です。

 だいぶ昔に1度くらいやったことがあるような・・・・気がするというだけで、何も覚えていません。 

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(お床とお花)

 

 

 


 掛物:一行「室内一盞燈」前大徳 悦道和尚

 花:土佐有楽,白梅,紅梅(桃色なので紅梅かどうかは・・・)

 花入:備前 窯変三方 【中居 靖 造】

 お床は高橋悦道和尚の筆で「室内一盞燈」です。

 掛軸の解釈は様々なので、理屈っぽいことは避けて、「暗がりのなかで希望の光が見える」という風に私は感じています。

 花は、土佐有楽の椿と紅白の梅です。

 師匠が長いこと、丹波 四方の花入に花を生けていましたが、正直 見飽きていたので、自分で花を準備して、備前の花入に活けました。

 白い梅を花入より左側に少し傾けて生けようとしましたが、これがいいと師匠に言われました。そうかな?とは思いつつも、今回は師匠の意見を尊重しました。 

 

 この日の主菓子は、菊水堂の「下萌え」です。

 うぐいす餡で、豆の食感もあり、本当に美味しかったです。

 さて、コロナ対策として、主菓子のフィルムと銀紙をはずさず、最近は菓子器に盛っていましたが、稽古なので客をする人が、自分でお菓子をとり、懐紙に載せて自分で運びだそうということに、師匠と話をして決まりました。

 コロナ対策としても良いことですし、銀紙とフィルムを外さないのは、見た目にも何か良くないということで、方法を今後は変更です。

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 (大炉 薄茶平点前)

 来週にでもやろうかと思っていただけに、予習することなく、大炉の点前になりました。

 どこがどうおかしかったというより、足と手がなかなか動きません。

 けど、感覚的に普段と反対にするということだけを考えてすると、少しは分かる気もしました。

 薄茶の平点前で兄弟弟子達が、苦労している気持ちが少し分かった気がしました。

 ちょっと出来るようになったからと言って、俺には関係ない~と言う気持ちを戒めるのにちょうどいい稽古です。

 ただ、副作用がありました。

 兄弟弟子が、薄茶の平点前をしているのを見ると、鏡に映った姿を目で追うような感じがあり、少し酔うような気分の悪さがありました。

 そそくさと水屋にさがり、片付けに専念しました。

 師匠が言うには、最初に逆勝手をした後は「そうなる」とのこと。

 「2回目からは平気になる、なる」ということでした。

 今後は、2月には自らを戒めるためにも、大炉の点前をするようにします。

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(絞り茶巾)

 今まで、師匠にやってみなさいと言われ数度はやった記憶はありますが、自分の意思でやったのは恐らくこれが2度目ぐらい。

 予習をして来ただけに、そこそこに出来ました。

 筒茶碗で点てると、点前をする方も、心が暖まるような気がしたので、今シーズンにもう一回やりたいなと思いました。

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○道具組みのイメージ

 絞り茶巾は、予めどの道具で稽古をするかイメージして行きました。

 筒茶碗は卯の花垣の写しだったので、水指はしっとりと瀬戸の一重口にして、薄茶器は根来塗の中棗。茶杓の銘は「なごり雪」にしました。

 高知では雪が降らないので「なごり雪」というの変ですが、極寒の頃で、春が近づいているイメージから、この銘にしました。

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<絞り茶巾 道具組>

水 指:瀬戸 一重口
薄茶器:根来塗 中棗
茶 杓:「なごり雪」
茶 碗:卯の花垣写

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2020年12月31日木曜日

令和2年12月16日のお稽古記録【濃茶平点前・薄茶流し点】

  12月16日に稽古に行っていました。

 今年最後の稽古日ではありましたが、もう何もかにもがバタバタという有様。

 仕事においても、バタバタ。


 稽古でも、コロナの影響もあり、出席が悪く、着いて早々に花を活けたり、道具を準備したり、翌日は高知県で発生した鳥インフルの防疫作業に出ることで、心が落ち着かずという散々な状況でした。

 普段なら花を活けて、お床の社メを撮るのですが、そんな余裕もない状況。

 道具の取り合わせも考える余裕が無い状態。

 覚えているのは、濃茶の平点前と薄茶の流し点をしたというそれのみ(笑)

 濃茶は上手に練れた感触だけが残っています。

 

 そんな状況下で、先生が大炉で稽古できるようにしようと提案がありました。

 稽古場の茶室には大炉があるのですが、畳が猫にボロボロにされている状況で、長らく大炉を使っていない状況です。

 先生より畳屋に手配を掛けてくれと追加のオーダーまで来る状況。


 お菓子を何を食べたかも、リセットされました。


 思えば、今年の稽古で一番バタバタした日かもしれません。

 社中で番頭を任されるということは、なかなか大変ですね。

 しかし、やりがいもあるのだと感じています。


 今年最後の稽古記録が非常におそまつですが、このような状況を書くことも、後日役に立つこともあると信じています。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

2020年12月8日火曜日

令和2年12月2日のお稽古記録【冬木立の趣向で長緒茶入・流し点】

  (お稽古内容) 

 12月2日にお稽古に行きました。

 12月に入り、銀杏も色づいた葉より落ち葉が目立ち、楓の葉も赤から茶色に変わり、紅葉の頃が終わりました。もの哀しい景色ではありますが、最近は、冬という季節に落ち着きを感じるようなりました。

 師走に入り、最初のお稽古の趣向は冬木立のイメージで道具の取合せをしました。

 華々しいものが無くなり、年末という時期も重なり、お茶を通じて自分自身とも向き合う頃なのかな?とも思ったりしています。

 というのは表向きで、実際は稽古場に行けば、花を活けたり、自分の道具の準備をしたり、先生に呼ばれたりと、そうは落ち着いてお茶を楽しむことにはなりません。

 ですが、心の中だけでも、少し落ち着いた情景を想い浮かべてみれたらいいなとは思っています(笑)

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(お床とお花)


 

 掛物:渓辺掃葉夕陽僧 黄梅院太玄筆

 

 

  花:水仙 花入:茄子釉 箆目 花入

 掛け物は渓辺掃葉夕陽僧 黄梅院の小林太玄和尚の筆、花は水仙、花入は茄子釉の箆目の花入です。

 掛物の写真の花入と花のアップの写真の花入が違うのには、訳があって・・。

 最初に先生が四方の花入に水仙を活けていました。

 そこで、後から来た兄弟弟子が、水仙なら茄子釉の花入が映えるかも??

 ということで、先生が活けた花を抜いて、兄弟弟子の持ち物の花入に活け替えました。

 うちの社中では、「ざら」にある光景で、みんなが自分の道具を持ち込んでいるので、チャンスがあればこのようにチェンジが発生します。

 他の先生であれば、許されない暴挙かも知れませんが、うちの社中ではときどき見る光景です。先生がおおらななので、何も言いません。

 最終的には、茄子釉の花入の方が、水仙にあっていたような気がします。

 とにかく、先生も弟子も、自分のしたいことを楽しむ!!これが社中のモットーになっています。

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 (長緒茶入)

 まずは長緒茶入から稽古をしました。

 長緒茶入の仕覆の紐の扱いを覚えるために、稽古場にあった茶入をお借りし、自主練をしてきたので、始めてやった割にはスムーズにできました。

 引っ掛かったのは、仕覆の紐を仕覆に仕舞うところ。

 本に書いてあったことと先生の指導が若干違う気もしました。

 長緒茶入をやってみて思ったことは、この点前は割り合い好きだな思いました。

 茶会で長緒茶入をすることはまず無いと思いましたが、小習が一巡したら、改めて、稽古しようと思いました。

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○道具組みのイメージ

 道具組で意識したのは、侘びた情景です。

 水指は瀬戸でしっとり、茶碗も黒茶碗、茶入は高取。

 秋の終わりから、冬に変わり、風景が枯れてくる頃。

 道具が落ち着くと、じっくりとお茶を楽しめれるような気がします。

 と言いつつ、お稽古中は何かと忙しく、お菓子の社メを撮りそこないました。

<長緒茶入の道具組>

水 指:瀬戸
茶 入:高取 内海茶入
茶 杓:「閑座」
主茶碗:黒茶碗
菓 子:落葉焚き 菊水堂製

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(流し点)

 長緒茶入の後は、流し点の稽古をしました。

 何度かやったことがある気もしますが、久しぶりの流し点。 

 前にやったときは、先生に流し点でもする?という軽い雰囲気で言われてやっていましたが、今回は「自分からする」という意識を持ち、稽古しました。

 炉の季節を考えると、11月は開炉・紅葉で何やら落ち着かず、1月は初釜でやはり落ち着かず、2月は夜噺の趣向、3月は釣り釜・雛祭り、4月は透木釜になる・・・。

 オールシーズン忙しいわけですが、12月はゆっくりと落ち着いた稽古をしたくなる気分ですので、お客さんと向き合う流し点ですることにしました。

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○道具組みのイメージ

 道具組で意識したのは、濃茶と同じく侘びた情景です。

 薄茶器は、中棗で根来塗。

 根来塗は黒の下漆に朱の上漆で塗るので、使い込むと、朱の部分が薄れ、ところどころ黒の下漆が見えてくるのが味わいです。上手く言えませんが、木から葉が落ち、枝や幹の姿が見えてくる侘びた世界に合う気がしました。

 茶杓は、虎竹で「木枯し」

 茶碗は金海手 いわゆる猫掻きです。

 これも根来塗と同じで、茶碗に猫が爪でひっかいたような跡を景色として入れた茶碗です。 

 

 この茶碗は、私の持ち物で、紀州葵窯に行って買った茶碗です。

 当代の寒川さんより、使えば使うほど味が出ると言っていただいた茶碗です。

 確かに、使っているうちに、釉が透けて、茶碗の土が目立ち始めた気がします。

 兄弟弟子にこの茶碗でお茶を出したところ、上品な色で素敵だと誉めてもらいました。

 その後の言葉が面白く、高級なコートのグレーと同じと気に入ってました。

 持ち主としては、グレーの色よりも、透けて見える茶碗の土が面白いと主張しましたが、高級なコートのグレーのイメージを払拭することはできず(笑)

 いずれにしても、評判は上々でした。

 

 今になって気が付いたことが・・・。

 根来塗・木枯し・猫掻きと侘びた感じでまとまったと思っていましたが、なんか「侘び」・「枯れ」を全面に出しすぎた・・・。

 一歩引くというところを覚えないと押し付けの道具組になると反省です。 

 

<薄茶流し点の道具組>

水 指:瀬戸
薄茶器:根来塗
茶 杓:虎竹「木枯し」
主茶碗:猫掻き【葵窯】

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<二畳台目の茶室>

 

 花:白玉・土佐水木 花入:丹波四方 掛花入


 本日の台目の花は、白玉の椿に土佐水木。

 土佐水木も今は、緑・黄緑・黄色・茶色と表情が豊かですね。

 この土佐水木があるから、椿の白が映えてくると痛感しました。

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2020年8月15日土曜日

令和2年8月12日のお稽古記録【朝茶事の趣向で続き薄茶の点前】

  8月12日に茶道のお稽古に行って参りました。

 今回のテーマは朝茶事の趣向として、お点前は続き薄茶(前回の洗い茶巾の復習を兼ねて、薄茶は洗い茶巾)をやりました。

 掛軸を短冊に掛け直そうと思っていたら、先生の知り合いの偉い先生が来ていたので、かけ直せず、前回のまま。

 まずは、お床は、大徳寺 黄梅院 小林太玄のお筆で、「山光我心澄」です。

 帰りに、色紙を外して、短冊をかけてみました。

 こちらの短冊は、次回のお稽古まで床に掛けておくようにします。

 短冊の紹介は、次回ということで・・・。

  

 お花は、前回と同じく「芙蓉」です。

 「木槿」にするか「芙蓉」にするかを迷ったあげく、「芙蓉」にして、持っていったものの、蕾と思って採ったところ、咲いて終わった状態でした。

 なかなか、こういう所がやってみないと分からないところ、恥ずかしかったけど、勉強になりました。

 お花入は、形が寸胴で、亀甲の景色になっています。


 主菓子は、菊水堂の製で、「もらい水」。

 朝顔の中央に、ゼリーの露が入っていて、涼しげでした。 


 干菓子も同じく菊水堂の製で、こなし?かな「朝顔」と煎餅「風鈴」です。

 お菓子の盛り方として、奥が格上のもの、点前が格の低いものということです。

 写真の盛り方は間違いで、朝顔が奥、風鈴が点前に来るようにしなければ、いけないということでした。


 釜は万代屋釜の竹地紋、風炉は道安風炉でともにお稽古場の道具です。

 宗旦好丸卓と瀬戸の水指を使おうと思っていたけど、玄々斎好の更好棚と渦紋の色絵水指が出ており、取り替える間がなく、そのまま使用。

 茶入は備前肩衝で小西陶古作,仕覆は印度更紗菱形紋、濃茶主茶碗は丹波井戸形で森本陶谷作です。

 茶杓は、朝茶事の日の出を皆様と味わうということで「朝焼」にしてみました。

 朝茶事ということで、夜明けの薄暗さを茶入で、夜明け前の空の白みを主茶碗で味わって貰えたらと思って取り合わせました。

 蓋置は青磁で一閑人、朝の井戸の清清しさのイメージで取り合わせました。

 薄茶器は日の出をイメージで甲赤棗にしたかったところですが、先に出ていた四季七宝棗を使うことに、やっぱり準備する時間って大事だなと痛感してます。

 薄茶の主茶碗は大谷焼の平茶碗,替茶碗が灰釉に朝顔の色絵を使いました。

 使った道具の取りあわせは、下のとおりです。

2020年8月8日土曜日

令和2年8月5日のお稽古記録【納涼の趣向で洗い茶巾の点前】

  8月5日に茶道のお稽古に行って参りました。

 今回のテーマは納涼として、お点前は洗い茶巾、濃茶平点前をやりました。

 濃茶平点前は取り合わせは関係なく、お点前しただけなので、ブログアップは省略です。

 まずは、お床は、大徳寺 黄梅院 小林太玄のお筆で、「山光我心澄」です。

  禅語の意味は省略して、言葉どおり、山光 我 心 澄む。

 自然の雄大さに感動して、心が澄んでいくという様に素直に解釈しています。

 山の日の祝日前なので、何となく掛けて見ました。

 掛軸の扱いも覚えて行きたいと思い、掛軸を外して、掛けさせて頂きました。


 お花は、「芙蓉」です。仕事場とお稽古場の途中に咲いてあるのを、朝見つけて、活けました。朝は白かったのに、夕方にはピンクになるってことは、酔芙蓉なのでしょう。

 お花入は、形が寸胴で、亀甲の景色になっています。

 稽古終わるころには、お花が弱っていたので、次回は炭酸水を入れてみます。

 御菓子は、菊水堂の製で、銘は「夏木立」です。

 お茶・御菓子の写メは撮り忘れでしたが、幸いに菊水堂さんのHPより画像を拝借。

 釜は万代屋釜の竹地紋、風炉は道安風炉でともにお稽古場の道具です。

 南蛮の水指に根来塗の薄器を合わすと暗いかなと思いましたが、暑い時は主張のある道具より、あっさりとした道具の方が、私は好きです。蓋置は竹です。

 茶碗は青磁釉の平茶碗、灰釉の平茶碗を合わしましたが、無地に、無地。

 あとで、絵付なり、義山なり、合わし方があったのにな・・と反省。

 茶杓は、山・入道雲のイメージから、銘を「夏雲」にしました。

 使った道具の取りあわせは、下のとおりです。

2020年7月28日火曜日

応用点前 点前教則

 昨年はお茶会に継ぐお茶会で忙しすぎたのに、今年はコロナの影響でお茶会がまったくない状況。
 お茶との接点は、お稽古場でのお茶のみという状況になっています。
 このような中で、お稽古に真剣に向き合える時間が取れるようになりました。
 7月になりお稽古に行く前に、どのような趣向でお稽古をするかを考えるようになり、今までとは違う姿勢でお茶に向き合う機会が来ました。

 そこで、お稽古でのお茶をより楽しむために、裏千家茶道の教本を買うことにしました。
 買ったのは応用点前の教本。

 夏であれば、葉蓋,名水点,洗い茶巾,朝茶事の趣向で続き薄茶。風炉の透木
 冬になれば、絞り茶巾,夜噺の茶事の趣向で続き薄茶
 春には、また炉の透木,釣釜があります。

四季を通じで、お茶の楽しみを味わうことが出来そうです。

 見るだけで満足せずに、実践が必要ですね。

 次回の稽古では、薄茶は洗い茶巾をやってみよう