8月12日に茶道のお稽古に行って参りました。
今回のテーマは朝茶事の趣向として、お点前は続き薄茶(前回の洗い茶巾の復習を兼ねて、薄茶は洗い茶巾)をやりました。
掛軸を短冊に掛け直そうと思っていたら、先生の知り合いの偉い先生が来ていたので、かけ直せず、前回のまま。
まずは、お床は、大徳寺 黄梅院 小林太玄のお筆で、「山光我心澄」です。
帰りに、色紙を外して、短冊をかけてみました。
こちらの短冊は、次回のお稽古まで床に掛けておくようにします。
短冊の紹介は、次回ということで・・・。
お花は、前回と同じく「芙蓉」です。
「木槿」にするか「芙蓉」にするかを迷ったあげく、「芙蓉」にして、持っていったものの、蕾と思って採ったところ、咲いて終わった状態でした。
なかなか、こういう所がやってみないと分からないところ、恥ずかしかったけど、勉強になりました。
お花入は、形が寸胴で、亀甲の景色になっています。
主菓子は、菊水堂の製で、「もらい水」。
朝顔の中央に、ゼリーの露が入っていて、涼しげでした。
干菓子も同じく菊水堂の製で、こなし?かな「朝顔」と煎餅「風鈴」です。
お菓子の盛り方として、奥が格上のもの、点前が格の低いものということです。
写真の盛り方は間違いで、朝顔が奥、風鈴が点前に来るようにしなければ、いけないということでした。
釜は万代屋釜の竹地紋、風炉は道安風炉でともにお稽古場の道具です。
宗旦好丸卓と瀬戸の水指を使おうと思っていたけど、玄々斎好の更好棚と渦紋の色絵水指が出ており、取り替える間がなく、そのまま使用。
茶入は備前肩衝で小西陶古作,仕覆は印度更紗菱形紋、濃茶主茶碗は丹波井戸形で森本陶谷作です。
茶杓は、朝茶事の日の出を皆様と味わうということで「朝焼」にしてみました。
朝茶事ということで、夜明けの薄暗さを茶入で、夜明け前の空の白みを主茶碗で味わって貰えたらと思って取り合わせました。
薄茶器は日の出をイメージで甲赤棗にしたかったところですが、先に出ていた四季七宝棗を使うことに、やっぱり準備する時間って大事だなと痛感してます。
薄茶の主茶碗は大谷焼の平茶碗,替茶碗が灰釉に朝顔の色絵を使いました。
使った道具の取りあわせは、下のとおりです。
茶 入:備前肩衝 小西陶古 作
茶 杓:「朝焼」
仕 覆:印度更紗菱形紋
薄茶器:四季七宝蒔絵
水 指:色絵渦紋
濃茶主:白丹波 森本陶谷 作
薄茶主:灰釉 平茶碗(大谷焼)
替茶替:灰釉色絵朝顔
主菓子:菊水堂製 練切「もらい水」
干菓子:菊水堂製 押物「朝顔」,煎餅「風鈴」
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