(お稽古内容)
9月30日にお稽古に行きました。
今月は水曜が5回あるため、お稽古も4回です。
いつもは最終週はお休みですが、4週目を5週目に変更してのお稽古です。
なぜ5週目にしたのか、それはこの日が十五夜の前日だったからです。
9月に入り、小習の荘物を始めて、なんとか、茶入・茶筅・茶杓荘と済みました。
10月は中置なので、11月になってから、茶碗荘をしてなんとか終わるようにします。
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掛け物は白圭尚可磨 雪尾要道和尚の筆
床正面は兄弟弟子が活けた花で、私は床柱に活けました。
最近は、社中で花を活けるのが流行っていますね。
薄紫の野菊を活けました。
合わせたのは、何かわからないです。
花を活けた向きと写真を撮った向きが違うので、きれいに撮れず心のこりです。
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(濃茶茶杓荘)
今回、一番悩んだのが、どういった茶杓の話をするかということでした。
お稽古なので、稽古場にある茶杓を使うわけなので、何か自分でネタを考えなければ、いけません。
何も思いつかず、「はりまや橋改修時の古材」と言ったら、先生より「竹」やんか・・
とバッサリと言われ、「まぁまぁ」と誤魔化しました。
このあたりが難しいところですね・・・。
濃茶の道具組のイメージですが、十五夜前で観月の趣向ということで、満月のイメージより「円相」の銘にしました。
お菓子は、衣被ぎ(きぬかつぎ)です。
月見団子を先生が用意するかな?と思いきや、衣被ぎと季節感がぐっと出るいいチョイスでした。
御茶は「金輪」の銘をチョイス。これもやはりお月様を意識しました。
改めてみると、満月の主張が強すぎるのか?という反省がでます。
(濃茶茶杓荘)
薄茶は楽しい観月茶会ということで、遊び心を入れてみました。
薄茶器は兎蒔絵の杵型です。甲拭きがなく、二引きの清め方です。
主茶碗は萩で、替茶碗は秋草の流水絵と掛分の茶碗。
蓋置は、三日月形で武蔵野の絵。この薄茶器と蓋置は稽古場にあったものですが、誰も使わない状態がずっと続いており、気になっていたので、使って見たかった道具です。
秋のこのときしか出番が無いので、使わないと道具が泣くような気がしてなりません。
菓子器とお菓子は上の写真のとおり。
おととしのお正月に茶道仲間と一緒に高知の安芸市にある内原野に行った記念に買った菓子器です。
菓子器のなかに○があるので、満月に見立てて使って見ました。
点前が終わった後には、もちろん、棚に薄茶器、蓋置、柄杓を飾って、下がりました。
観月の趣向ということで、薄茶を存分に楽しめた1日となりました。
1 件のコメント:
お稽古の時のお茶杓の話、、、むずかしいですよね(泣)でも、やりとりが先生との関係性が伝わってきて、読んでいて楽しかったです。菓子器も地元のものでいいですね!
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