(お稽古内容)
10月21日にお稽古に行きました。
今日は、稽古場で長年物置になっていた二畳台目の茶室の片付と掃除をしました。
10月の稽古としては最終なので、濃茶で中置の平点前をできれば・・。
と思いいきましたが、掃除がなかなか大変でそうはいかず。
稽古はお花を活けるだけになりましたが、長年やってみたいと思っていた二畳台目でのお稽古ができるのなら、我慢・我慢です。2回目の稽古です。
先生が二畳台目の茶室から荷物を出してくれていて、待合になっていた洋間に運び、整頓しつつ、片付けました。
整理整頓はそもそも好きなので苦にはなりません。
透木釜がでてきたり、使ったことのない風炉がでてきたりと得たこともありました。
なかでも嬉しい収穫が、すだれの襖です。
先生に今までなぜ使わなかったかと聞くと、出し入れが面倒くさかったということ。言ってくれれば、喜んでやったのにと笑い話に花が咲きました。
夏の時期になれば、すだれの襖をつけて、お稽古をすることを考えるとやはり楽しい気分になります。
今年の炉開きは少し、いつも異なり、華やぐ気がいたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
掛け物は白圭尚可磨 雪尾要道和尚の筆
花は、秋明菊・野菊・水引です。
花入は、内原野焼で鶴首徳利。
花全体が掛軸により過ぎてバランスが悪くなったなといまさらながらに反省。
秋明菊はやはり、茶室に合いますね。
水引も長ければ、よかったのですが、この長さの水引しか手に入れれず残念。
花入は前回と同じ、内原野の鶴首徳利です。
風炉の終盤で、秋草を楽しむのに、非常に活躍しました。
炉の季節になると休ませて、また風炉の時期に活躍してくれることでしょう。
今日は、私はお点前は返上して、片付・掃除を頑張った稽古日でした。
とは言っても、兄弟弟子が点ててくれた、抹茶をいただけたので、良しとしよう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(二畳台目の雰囲気)
この茶室はうちの先生もあまり使った記憶がないそうです。
稽古場は、うちの先生と他の2社中が使用しているそうですが、うちの先生が使ったことがないというので、他の社中も使ってないと思われます。
荷物を出して、掃除機をかけて、柱や竹を拭くと埃で薄汚れていたものが、とたんと艶が出てきて、なんとも言えないいい雰囲気になりました。
花入は掛ける場所が2箇所あり、1つは柱に、1つは壁に掛けるところがありました。
雰囲気を味わうために、この日は壁に竹の花入を掛けてみました。
掛軸も掛けれるそうですが、細物でないと無理とのことです。
無理して掛けるより、花入1つを掛けたほうが、シンプルでいいなと思いました。
この日は、炉壇に灰・五徳・炉縁を合わせ、釜と合わせて、終了。
次回のお稽古のときに、最後に掃除機・拭き掃除をして、この茶室を使い始めることができます。
侘びた道具が似合う茶室なので、炉の季節が今まで以上に楽しくなってきそうです。
-----------------------------------
1 件のコメント:
お稽古の報告が楽しみです♪
先生方って時々生徒に叱られたりしてますよね🤣
簾の襖の報告も首を長くして待ってます。
コメントを投稿