(お稽古内容)
10月7日にお稽古に行きました。
中置の季節になりました。
小習の修練は一休みで中置の稽古に励まなければいけません。
この日は、中置の平点前のつもりが五行棚が出ていたので、五行棚をすることにして、炭点前をする予定でしたが、茶箱をすることに。
予定通りにはいきません。
今月のお稽古は3回なので、点前の回数は2回×3日=6回です。
平点前・大板・五行棚と3回の稽古で1回づつ。
炭点前も1回やって、後は茶箱の卯の花を2回で、合計6回の稽古予定。
予定通りに進めるか、どうかですね。
来週は、初炭点前と薄茶大板をする予定です。
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掛け物は白圭尚可磨 雪尾要道和尚の筆
今回は私が活けました。
花は,木槿・野菊・ガウラ(白蝶草)
ツルが出て、白い花があるのがガウラです。
元々は北米の花ですが、茶花にいけるか??と思って活けました。
白蝶草という別名があるぐらいなので、日本人の心にそこそこ合うのでしょうね。
夏の木槿・芙蓉の時期が過ぎて、花がなかなか無いというところで苦戦中です。
これからは秋桜・芒・菊がどっかで見つかるはずですけど・・・
なかなか見つけれてないです。
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(薄茶五行棚)
平点前から始めるつもりで、教本を読んでいたので、蓋置・柄杓の扱いが平点前の扱いになってしまった。
○今回の反省点
・蓋置を水指前においてしまったが、棚に置くのが正解。
(平点前は水指前だけど、大板は板の上に・五行棚は地板の左角に置いて、柄杓を板に一文字に置く扱い。)
○道具組みのイメージ
<薄茶器>
実りの秋をテーマとした道具組にしました。秋の風情を感じれるように、秋の野の中棗を稽古場に持っていって、使わせて貰いました。
<茶杓>
茶杓の銘は「鳴子」、稲刈り前に実った稲穂を食べられないように、秋の田に現れるので、実りの秋のテーマに良いかな?と思って使いました。
<主茶碗・替茶碗>
稲刈りのときなので茶碗は火だすき、茶碗に稲藁を巻いて焼いたときに出る景色が火だすきの特徴です。こちらも自分の道具を稽古場に持ち込んで使いました。
兄弟弟子が大変気にいってくれたようなので、次回の稽古にどうぞということで、稽古場に置いてきました。
替茶碗は稽古場の秋あかねの絵付の茶碗をチョイス。
稲刈りのときによく見る秋あかねと思い浮かべました。
<薄茶五行棚の道具組>
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(茶箱卯の花)
前回やったときは、そこそこ行けたという実感がありましたが、今回はボロボロです。前回の行けた感は、予習した成果であって、身に付いた訳ではないことが判明しました。
道具組み等は、茶箱は茶碗を刷毛目にしただけなので、省略です。
○今回の反省点
・振出を出すタイミング
→ 茶杓を出して、振出を出す。振出を出したら総礼をする。
・茶箱と建水の位置
→ 建水を進める前に、茶箱を前に出す。
建水を引いて、茶箱を引く
主なところは上の2点ですが、こりゃイカンということが判明したので、10月末にリベンジします。
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1 件のコメント:
「身についていない」、、、すごくわかります。お稽古前にやっつけで覚えて行ったりすると、何をやっているのだろうかと虚しくなったりしますが、、、それはそれで、一生懸命すれば何がしかの力になるのだと信じたいところです。お茶碗をお稽古場に置いてきたところが茶人のエピソード的で面白かったです。
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