(お稽古内容)
10月14日にお稽古に行きました。
中置の2回目の稽古です。
今回は、初炭点前と薄茶大板のお点前です。
中置になると、初炭も少し変わります。炭斗の位置、釜を降ろす位置。
今回は予定通りお稽古ができたものの、久しぶりの初炭で中置で位置が変わった関係でまたしてもボロボロ点前になりました。
次回で10月のお稽古は終わりですが、先生が物置にしていた2畳台目で稽古する??と言ってくれたので、次回は稽古ではなく、荷物の移動と掃除をすることになりました。
うれしい反面、中置が2回となるのは、少し痛い思いがしますが、2畳台目で稽古が出来るなんてそうそう無いことです。
来週は1回ぐらいはお稽古できればいいのにな~と思います。
中置の最後は、やっぱり濃茶で終わらしたいかな
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(お床とお花)
掛け物は白圭尚可磨 雪尾要道和尚の筆
花は、杜鵑・嫁菜・尾花です。
花入は、内原野焼で鶴首徳利。
ホトトギスは、時鳥・不如帰・杜鵑と漢字が多いですが、杜鵑が正解のようです。違いは何なのか?不明。
今年の7月ぐらいよりお稽古のときに花を活け始めました。
今回が、風炉の季節で納得のいく活け方ができたのかな?と自画自賛です。
そして花入、これは今年の正月に茶友とドライブに行ったついでに、安芸駅で買った花入です。
社中でも評判がかなり良く、駅のお土産売り場で買ったものとは思えないと先生も絶賛。
木花には合いませんが、草花には合うので、ときどき使ってみようかなと。
土産物として売っていたので、箱が無かったので、箱を買おうかとも思案中。
これまでは野菊として扱っていましたが、茶花の本を見ると、嫁菜と書かれていたので、今回以降は嫁菜と記載するようにします。
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(初炭点前)
前回の茶箱と同様に、中置の初炭点前もボロボロでした。
やはり点前の短期習得は無理だとつくづく思いました。
体に点前が馴染んでくるには、年月が必要みたいです。
○今回の反省点
・釜の蓋を切ることを忘れていた
→ 羽箒だして、香合をだしたら、蓋を切る。
・初掃,中掃,後掃の回数
→ なぜか中掃を6回ということに体がインプット
初掃は4回,中掃は3回,後掃は6回
中掃きは炭をついだ後に、軽く清めるということなのだと思います。
だから3回とインプットしよう。
後掃はもっとも丁寧に6回というのはあたり前
他にも反省点はありますが、主なところはこのようなところかと
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(薄茶大板)
大板は反省点というほどの失敗はなく。
済みました。引柄杓の動きをもっと丁寧にと言われたような・・・
○道具組みのイメージ
今回の取り合わせは、秋祭りにしました。
稲刈りが終わり、今年の収穫が無事に終わり、一休みする秋祭り。
今年の収穫を感謝し、来年の豊穣を祈るための秋祭り。
そんな情景を頭に浮かべて、取合せを考えました。
<薄茶器>
豊穣を祝う意味合いでつぼつぼ蒔絵の平棗。
つぼつぼは稲荷神社で使う神様にお供えをするときの器です。詳細は↓のHP
稲荷神社は五穀豊穣を祈願する神様なので、豊穣を祝う秋祭りには丁度かな?
と思ってチョイスです。
https://kotobank.jp/word/%E5%A3%BA%E5%A3%BA-572331
<茶杓>
茶杓の銘は「秋祭り」
薄茶なので、ストレートで分かりやすい銘にしました。
<主茶碗>
主茶碗は萩にして、替茶碗をこきりこ絵にしようかと思っていましたが、客が1名だったので、主茶碗にこきりこ絵を使用することに。
富山のこきりこの絵付のある茶碗です。
こきりこは五穀豊穣を祝う祭りなので、今回使うことに。
富山の道具商が楽入窯に特注で依頼して作った茶碗を私が見つけて、昨年に購入しました。
田植えの頃,収穫の頃に使っています。
<薄茶大板の道具組>
細水指:阿漕焼 竹之絵
薄茶器:つぼつぼ 平棗
茶 杓:「秋祭り」
主茶碗:こきりこ絵 楽入窯
蓋 置:竹
菓 子:菊 菊水堂製
菓子器の黒文字を置く位置が、上下逆転で撮っています。
失敗しました・・・・。
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