昨年の8月より茶箱のお点前を一通りできるようにしたいと思い、卯の花・雪点前と順番に茶箱を稽古中です。
しかし、普段の点前と少し道具が違うので、少し苦戦中です。
自分で茶箱の道具を一通り買って、家で自主練でもするかとも思っているところ。
そして、茶室での茶会が厳しい情勢なので、屋外での野点茶会なら何とか茶会ができるのでは?という考えからついに茶箱等を買ってしまいました。
茶箱は前から欲しいという思いがありましたが、買うジャンルを増やすと、どんどん浪費が激しくなるので、自分の中でセーブしていましたが、茶会でも使う可能性があるのでは??ということが頭によぎり、遂に買ってしまいました。
以前より中古でいいので、手頃な値段で満足するものが無いか?と思い探していたら、↑の茶箱を発見して、迷わず購入。
作家の作品では無いと思いますが、あまり見かけない蒔絵で、いかにも扇面、瓢、高台寺といった定番の蒔絵でないところが気にいりました。
蒔絵的には、「蔦紅葉」かな??と思いますが「蔦紅葉」というと秋のイメージになるので、「蔦唐草」ということにして使っていこうと思います。
塗りは、溜塗っぽいと思います。紙箱しかなく、塗も蒔絵も不明なので、私が勝手に「溜塗蔦唐草」と名付けることにします。
茶箱とセットで、織部の野点茶碗・振出・茶巾筒が付いていました。
振出と茶巾筒は同じものですが、野点茶碗は別のものです。
振出と茶巾筒は今のものでは無いかな?と思いますが、不明です。
茶碗は恐らく今のものかと・・・。
嫁入り道具の1つとして、作られたものかな?と思います。
秋には、このセットで茶箱の点前をしようと今から計画中です。
春に楽しめれるように、渋草焼の渋草柳三の赤絵花鳥画の野点茶碗も買いました。今は七代の柳三さんなので、箱の古さから見ると五代あたり??ではないかと思います。
渋草焼の赤絵は、京焼とか犬山焼より素朴さが強い感じですね。
三月より花点前をするので、この茶碗を稽古場に持って行って、使ってみようと思います。
茶箱の茶筅筒・棗・香合,茶箱の茶杓と茶筅は勢いで注文済です。
これで卯の花の点前の自主練は家で可能になりました。
鉄瓶を買えば、完全にお点前まで出来る状態です。
次は三ツ組仕覆を買えば、花・雪点前もできるので、年内に買う予定。
器据・小羽根・火箸・ウグイス針は来年かな?
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