(お稽古内容)
2月17日にお稽古に行きました。
今日は、茶箱の雪点前,大炉の薄茶平点前を稽古しようと心に決めていました。
高知では珍しく雪が降っていました。
雪がちらつくなか、茶道ができるというのは何ともうれしいことです。
職場では、雪が降り「寒い」,「止めばいいのに・・」という声が出ていましたが、私の心では、「どんどん降れ」と思っていました。
仕事には自転車で行っていたので、後輩が「帰り自転車怖くないですか?」と聞かれましたが、「雪のせいで自転車が滑ってこけても、今日は文句言わん」,「雪模様の日に茶道の稽古ができる方が嬉しい」と言うと、半分引き気味で笑っていました。
稽古をしているときも雪が降り続いていたので、今日は1人1点前にして、師匠に早めに帰宅して貰いました。
茶味あふれる日に1点前だけはもったいないですが、師匠の安全には替えれませんということになりました。
今日の雪が過ぎると、だんだん暖かくなり、春がやってくることを感じる日でした。
しかし、気になったことが1つ、東日本大震災から10年を迎えるとき、先日は宮城・福島で震度6の地震があり、被害が出ています。東北の方を思うと、雪で苦労されている方がいるのに、雪だ,雪だと喜んでいるのは不謹慎ではあります。
早く暖かくなり、被害を受けた方の生活が、少しでも良くなることを考えなくてはいけません。
心では、東北の方のことが気になりつつも、本音は雪を心から楽しんだ自分がいることが、少し恥ずかしくもありました。
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掛物:一行「室内一盞燈」前大徳 悦道和尚
花:藪椿,木蓮
花入:内原野 鶴首徳利
お床は高橋悦道和尚の筆で「室内一盞燈」です。
季節が春になってきてありますが、「室内一盞燈」??という感はあります。
今日でこの掛軸も見納めになりそうです。
花は、木蓮の蕾が膨らみ、自然の再生を感じさせるなんとも言えない姿に感動したので、枝物は木蓮にしました。
木蓮の蕾が大きいので、椿が寂しくならないように、藪椿の赤を生けるようにしました。
木蓮を持っていくと、師匠が喜んでくれて、残った木蓮も生けようと言い、床には、「置き」と「掛け」で椿と木蓮を生けることに。
そして、前回の稽古で生けた椿と梅がまだ元気だったので、それも置いておくことになりました。
私は、花は1つの方が床がすっきりして好きですが、師匠が稽古だから賑やかな方がいいといつも言われます(笑)
もう一方の椿と木蓮は↓です。私はこちらの一重切に生けた椿と木蓮が気にいっています。
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(茶箱 雪点前)
3回目の雪点前。
3週間ぶりの雪点前だったので、手が動くか??と心配しましたが、そこそこ動くようになってきました。
間違えたところはありましたが、やはり手が動かないということが一番困り升。配していた仕覆の扱いは意外とすんなり行ってます。
間違えたところをおさらいします。
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・茶筅を出して、鉄瓶の蓋を閉めて、茶巾を蓋に置く
(いつもの癖で、茶筅を出して、茶巾を出すように間違いました)
〇茶巾を戻すタイミング
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○道具組みのイメージ
とりあえずという気持ちで持って行った砥部焼の茶碗ですが、2月に合っているかな?と今日は感じました。
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<茶箱道具組>
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