11月になり開炉が行われ、これから椿の季節が来ますが、まだ椿は咲かず、ととときの紅葉のシーズンです。
紅葉の盛りの前に、やはり床の間に活けてみたくなるもの。
先日の稽古では灯台躑躅を採ってきて、活けることに。
兄弟弟子が花入を持ってくるということでしたので、活けるのは兄弟弟子にお願いしました。
石蕗も11月しか見れない花です。10月下旬から咲いていますが、10月の名残の頃に活けるのは、面白くない。
椿が咲くまで、もう少し時間が必要ですので、今は菊の風情を楽しむころです。
茶道ってとにかく、季節に対して忙しいものです。
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灯台躑躅(どうだんつつじ)
灯台躑躅が緋色に染まっております。
11月の紅葉の頃に楽しませてます。
場所は、高知市役所の植え込みより枝を少し分けて貰いました。
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土佐水木(とさみずき)
菊と合わせてもすんなりと合い
椿ともしっくりと合います。
今はほのかに黄色がかかり、これから少しオレンジに近い色に紅葉し、紅葉が終わると、葉が落ちます。
11月4日の稽古のときに私が菊と土佐水木を活けてみました。
枝物を活けるのに慣れてなく、なかなか活けるのに時間がかかりました。
なんだかんだ言っても、最後は経験ですので、これから枝物を活ける練習をしていきます。
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石蕗(つわぶき)
木々の葉が紅葉しているなか、石蕗の葉はますます緑を増していき、鮮やかな黄色の花が咲きます。季節が枯れていくなか、色が濃くなるので、一層、緑と黄色が印象に残ります。
石蕗はどこにでも咲いていて、ありがたい存在です。
職場近くでは、城西公園、升形公園で咲いていました。
11月11日に私が活けたのですが、写真を撮り抜かりました。
石蕗の葉を柔らかく活けるのが難しいです。
茎を長めに切らないと、花入によっては活けにくいと思いました。
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寒白菊(寒白菊)
寒白菊は野菊の仲間で洋種の花です。
茶花として良いのか悪いのか分かりませんが、他の花との相性もいいので、活けるようにしています。
10月に咲いていた嫁菜,野紺菊と比べると花弁が大きいと思います。
11月4日に土佐水木と合わせて活けました。
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