9月1日に有給をとって、岡山の小西陶古窯に行ってました。
何年か前に小西陶古窯の火だすきの茶碗を買って、それをお茶会の道具組みに持って行って、あっさりと採用されて、初道具組で主茶碗になって、それ以来お道具を買うようになりました。
そしてその茶碗は今も気にいっており、昨年の研究会のときにもその茶碗を持って出たという歴戦のツワモノの茶碗ですね。
さて、今年の夏に、中古で↓の茶入を買いました。
小西陶古窯との縁が深まったこのときに、窯元に行ってきたところです。
写メを取れば、良かったと今、気がつきましたが、興奮でそれどころでなく、撮れず終いです。
何か買いたい目当てがあったわけではなかったのですが、色々みるうちに気がつけば、平茶碗と花入を買っていました。平茶碗と花入は後日、こちらでアップします。
工房の方が、優しく対応してくれ、お茶を頂いたり、説明をしてくれたりと楽しかったです。
購入後に、この茶入を見て貰い、こちらの窯のもので間違いないということでした。
箱をみて、当主の陶蔵さんの雰囲気がおかしかったのですが、茶入をみせると、これは内のものですと言ってくれて安心しました。いつもこのタイミングが凄まじく緊張します。
陶蔵さんさんの雰囲気がおかしかった理由は、箱書でした。箱書きは誰かが書いたものであるらしく、小西の字では無いということで、印も後でだれかが、上からえどたったと思われるということでした。いずれにしても、本物であったので満足しています。
前から気になっていた共蓋はなぜ?ということを聞くと牙蓋は高価なこと、備前だから共蓋も作っちゃえというそういう雰囲気のもとで、共蓋が作られているようです。
そして、茶入の胴がザラザラして帛紗で清めにくい話をすると、サンドペーパーで擦るといいよというアドバイスを受けました。
私自身にサンドペーパーで擦るノウハウが無いので、知り合いの陶芸作家さんにノウハウを伝授してもらい、近々擦る予定です。
帛紗で清めれるようになれば、後は色々使って楽しむことができます。
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