9月2日お稽古に行って参りました。
前回の稽古が8月19日でしたので、2週間ぶりの稽古です。
2週間空くと、やっぱりしんどい面もあります。
この日は、台風9号の影響もあり雨が強く、台風上陸のシーズンがやってきたと実感しました。
さて、風鎮めということですが、イメージとしては、立春から数えて二百十日が毎年9月1日・2日頃になります。
この時期がせっかく実りつつある稲が台風により倒れることがあるため、風を鎮めて、豊作祈願をする風習があります。
富山のおわら風の盆(https://www.yatsuo.net/kazenobon/)が代表的なお祭りですね。
雨でなければ、そういう気分にみったりでしたが、あいにくの雨。
ただ、昔からいう二百十日はあたっているな~と実感できました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(お稽古内容)
さて本題のお稽古に、濃茶茶筅荘と卯の花をやるという思いで、稽古に行きましたが、力尽きて、茶筅荘は止めて、薄茶平点前にしました。
薄茶平点前は、稽古中の会話が弾んで、結局3碗点てることになり、濃茶の方が楽だったのかとも後で思いましたが、後悔は後でするもの、先には見えぬものですね。
なぜ力尽きたのか、原因は花・花入です。
「月白風清」
花:木槿,花入:砂張 釣船
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(釣船に苦戦)
この日の花入は、砂張の釣船です。ちなみに砂張ってなんだ??と思って調べると、銅が9,錫が1の合金をいうそうです。錫を混ぜるので、伸びがいいのかなと思ったり・・。
その辺は、おぼろげ知識で当てにはならないので、後日調べようかと。
ちなみに、唐金は青銅のことです。なので、砂張と唐金は金属そのものが違うということでした。
話を元に戻して、先生がお気に入りの砂張の釣船です。釣船はサイズがもっと大きいそうですが、これは小ぶりの釣船で、小さいところが良いのだと先生が自慢していました。
この釣船に朝顔を活けたらなんと侘びた風情になることやら・・・・
この釣船、お花を活けるのが難しかったです。剣山で枝を固定するわけですが、なかなか固定できませんでした。先生が枝に鋏で割れ目を入れたら固定できると教えてくれましたが、それでもなかなか、うまく行かず。
高さも釣鎖で調整するわけですが、どの高さが良いのか悩み、なかなか決まらず
さらに、釣船が緩やかに回転して、正面が決まらないという事態が・・・。
床と掛物と花入のバランスによると思いますが、柱の1/2の高さより花入が上に釣るのがスタンダードかと思います。
先生が釣船を先に掛けようといい、色紙掛が後になったので、色紙掛けに自在をつけるのを忘れており、稽古後に自在をつけて高さ調整をするという失敗もありました。よっぽど気に入っているのだなと思いました。
釣船であれやこれやと手間取り、時間が過ぎて、急いで準備することになったので、濃茶茶筅荘を断念し、薄茶平点前になったわけです。
今お稽古は、私を含めてレギュラーが4人体制です。
7月以降は私がお花を持ってきて活けておりますが、当番で活けてみたらどうかと思案中です。お花ばかりに時間をかけていたら、稽古時間が取れないことが判明
弟子が活ける流れが出来たので、お花の稽古も社中で側方展開してみようかと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(茶箱 卯の花点前)
茶箱 卯の花点前は今年2回目、何となく流れが飲み込めて来ました。
振出だして総礼を忘れたと後で反省。
後3回ぐらいやったら、次の和敬点に進めようかと思います。
師匠が茶箱があまり好きでなく、「やるが??」という雰囲気を前面に出していました。
先生には申し訳ないけど、修練メニューだから観念して下さい(笑)。
0 件のコメント:
コメントを投稿