(お稽古内容)
9月16日にお稽古に行きました。
この日は、出張で徳島に行った帰りでだいぶ疲れていましたが、気合のお稽古です。
9月に入り、予め自分で検討していた稽古内容どおりにいかず、四苦八苦していましたが、今回は無事に自分のシナリオどおりに稽古ができて達成感がありました。
前回、先生から指摘されていたことを活かし、先に炭点前、後に濃茶茶筅荘をしました。
花は私が持っていきましたが、他の人に活けて貰うことができて、私の準備・片付けもそこそこ順調に行きました。
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掛物は東大寺 二月堂 焼経切 です。
彼岸ということもあり、先生がこのお軸をチョイスされました。
焼経切は↓のページに解説があるので、ご一読下さい
http://www.fufufufu.com/product_detail/detail/productid/15656
花は木槿、花入は因島の水軍焼の花入で砂釉?というところでしょうか?
花は、新しく社中に入った方が活けています。
良い感じで活けてくれて、助かりました。
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(風炉初炭点前)
風炉の初炭点前はこれで3回目になりました。
間違えもするものの、何が間違ったかが分かるようになったので、一定の進歩があるのかな?と思っています。
後掃きの後の、釜の蓋をアの字に掃くのがどうも苦手で、蓋の摘みの部分を、羽の先をつい避けて掃くような手付きになるので、今後はそこを直していく必要がありです。
ともあれ、風炉の初炭点前の稽古をするようになったので、1年前から言うと、大きな進展です。
10月は中置になり、風炉の位置が変わるので、混乱しそうですが、やってみないことには始まらないということで引き続き、修練・修練です。
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(濃茶茶入荘)
前回の茶入荘に続き、今回は茶筅荘を稽古しました。
茶筅荘をこの日にチョイスしたのは、どうしても稽古に使いたい水指がありました。
それは、亡くなった大先生の形見分けにより、先生のところに来た水指です。
この水指にはエピソードがあります。
先生がその水指を道具屋で見つけて買うのを迷い、道具屋を去り、気になって改めてその道具屋に行ったところ、既に買われていたそうです。
お店の人から、「気にしなくても直ぐに、水指は見るだろうし、最終的にあなたの所に水指は来るでしょう」と言われたそうです。
何のことやら??と思い、先生が稽古に行くと、大先生がその水指を買っていたということでした。
師匠と弟子で、好みは似るもんですね。
彼岸のとき、敬老のときに、これからも先生に長生きして欲しい、先生を大事に思う気持ちは、大先生を大事に思う気持ちに繋がって行きます。
そんな想いを込めて、彼岸のとき、敬老の日に、先生の深い想いのある水指で茶筅荘の稽古をしてみました。
そういうことで、茶杓の銘は「延年」として、御茶は「喜雲」をチョイスして、延年の趣向で茶筅荘の稽古を行いました。
拝見のときに、由来は?ということがあり、「大先生の形見分けの思い出の水指でございます」という答えに、先生の目頭が熱くなったような気がしました。
お菓子は月見団子でしたが、来週は十五夜の前日なので、そのときにすればいいのに~と心でぼやきました(笑)
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