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2020年9月28日月曜日

9月の茶道稽古プログラム(9月28日追記)

 8月の稽古も水曜に無事に完了して、9月に何を稽古していくか検討しました。

 予定通り行くわけは無いけど、計画を立てないとダラダラ稽古になるので、やはり目標は立てます。

 9月はお稽古を4回しようという話に先生となっており、師弟ともに気合が入っています。

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8月22日 作成

9月  5日 追記

【 1周目 9月2日 風鎮めの趣向 濃茶茶筅荘・茶箱卯の花 】 

 立春から数えて210日がちょうど9月1日になるとのこと。

 この時期が台風の上陸が多く、せっかく実った稲が倒れたりすることが多いため、風を鎮め収穫の無事を祈る風習があります。

 富山では、おわら風の盆というお祭りがあり、9月1日から9月3日まで、3日3晩盆踊りをするそうです。

 そんなかんだで、収穫の無事を祈る風鎮めの趣向で、道具を取合せお稽古をしようと思います。道具組の結果は、お稽古後にアップ予定です。

 稽古前に茶筅荘の点前を予習しなければ・・。

(稽古終えて)

 


 画賛色紙で興臨院 前住職 山口 萬拙の筆で「月白風清」で、花は木槿、花入は砂張の釣船でした。

 花を活けるのに苦戦し、時間がかかり、茶筅荘は断念して、薄茶の平点前をすることに

 卯の花は予定通りでき、前回よりも感触は良かったかなという思いです。

 稽古に行って、準備の少ない点前を最初に、準備のかかる点前は2回目にして、人のお稽古のときに、しっかり準備をしないと、難しいことが分かりました。

 来週は、炭点前やって、茶入荘という流れを考えていましたが、茶入荘をやって、人のお稽古の合間に、炭点前の準備しなくては、ダメだと痛感しました。

 何事も予定通りはいかないものですが、少しでも理想どおりの予定に近づけたいと思いました。

 ↓稽古の詳細は↓

 https://hibikoujou.blogspot.com/2020/09/292.html

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8月22日 作成

9月17日 追記

【 2周目 9月9日 重陽の節句 風炉初炭点前・茶入荘 】 

 9月9日は重陽の節句(最大の陽数である9が2つある)の日にお稽古なので、菊をテーマにしたいと思います。菊桐の水指を持っていますが、共蓋なので塗蓋を買うか買うまいか検討中です。
 
 お菓子は先生が菊にちなんだものを出すだろから、菊が重なり過ぎても重いので、道具組はあっさりめにする予定。
 
 茶入荘の予習がキーポイント
 風炉の初炭は3度目になります。前回の稽古時のメモを復習し、前回より稽古が前進できれば、いいのですけどね。

(稽古終えて)


 画賛色紙で興臨院 前住職 山口 萬拙の筆で「月白風清」で、花は木槿・ハブランサス、花入は丹波の四方でした。

 風炉の初炭,濃茶茶入荘の予定が、稽古をやる過程で濃茶茶入荘・薄茶棚点前にチェンジ

 前回の稽古で炭点前が出来なかった反省点から、濃茶をやって、他の人の点前中に炭点前の準備をしようかと思っていたけど、炭点前を最初にやらないと炭点前の片付け、次の人の準備の流れが悪くなり、結局は段取りが悪いことが判明

 結論としては、炭・濃茶の流れがよいということです。

 2週連続で予定が上手くいかずだけど、3週目こそは上手くしたい。

 ↓稽古の詳細は↓

 https://hibikoujou.blogspot.com/2020/09/299.html

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8月22日 作成

9月28日 追記

【 3周目 9月16日 敬老 茶杓荘・茶箱卯の花 】 

 例年はこの日あたりが敬老の日ですが、今年の敬老の日は9月21日です。

 カレンダーより早いですが、普段お世話になっている先生への感謝の気持ちを込め、この日は敬老ということでお稽古を考えています。

 茶杓荘やって、卯の花を考えています。使う茶杓は藤井誡堂老師の「和敬」です。

 和み、敬いあえる社中であるのは、先生のやはり人徳のお陰。

 何とか、気持ちを伝えることが出来たらと思います。

 8月から数えて3度目の卯の花そこそこイメージが掴める様になるはず。

 季節的には、月の茶箱点前でしょうが、まだまだ私には早い。

 卯の花 → 和敬 → 雪 → 花 → 月と順番にレベルアップを図るためにも、卯の花をまずはしっかりと稽古します。

(稽古終えて)


 お床は東大寺 二月堂の焼経切れで、花は木槿、花入は水軍焼でした。

 そもそもの予定では茶杓荘の予定でしたが、2週目に出来なかった初炭点前と1週目に出来なかった茶筅荘をしました。

 何とか軌道修正は出来たかなというところです。

 茶筅荘の水指は、先生が大先生から受け継いだ思い出の水指を使わさせて頂きました。

 初炭点前も間違いはしますが、次はなんだったっけ?が減り、手が動くようになりました。

 今年の風炉の炭点前は初炭までですが、来年は後炭まで進めたいと思います。

  ↓稽古の詳細は↓

 https://hibikoujou.blogspot.com/2020/09/2916.html

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【 5周目 9月30日 観月の趣向 初炭点前・薄茶平点前 】 

 10月1日が今年の中秋の名月ということで、この日は小習の修練より、薄茶平点前でお月見気分を楽しもうかと思います。

 薄茶器・蓋置・菓子器・お菓子でお月見を演出です。

 10月になれば、中置一色になるので、今のうちに遊び心でお茶を楽しむつもりです。

 風炉の初炭点前は5回目になる予定。

 5回やれば、間違えはすれども、流れは覚えるはず。

 流れを覚えないと動作の稽古になりません。

 9月でそこそこ覚えて、10月より炭点前を自分の体に覚えらすようにします。

 風炉・炉が違えども、基本的には同じなので、炉の初炭に繋がることを期待しています。

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 さて、後は計画通りに進むかどうか、稽古の結果は随時アップし、稽古プログラムも随時更新します。

9月稽古一覧       予定         結果
 
炭点前     初 炭 2週目・5週目   初 炭 3週目  
        
濃茶      茶筅荘 1週目                  茶筅荘 3週目 
        茶入荘 2週目      茶入荘 2週目 
        茶杓荘 3週目

薄茶      平点前 5週目       平点前 1週目 
                     棚点前 2週目

茶箱      卯の花 1週目・3週目   卯の花 1週目

        

2020年9月27日日曜日

令和2年9月16日のお稽古記録【延年の趣向で初炭点前・濃茶茶筅荘】

 (お稽古内容) 

 9月16日にお稽古に行きました。

 この日は、出張で徳島に行った帰りでだいぶ疲れていましたが、気合のお稽古です。

 9月に入り、予め自分で検討していた稽古内容どおりにいかず、四苦八苦していましたが、今回は無事に自分のシナリオどおりに稽古ができて達成感がありました。

 前回、先生から指摘されていたことを活かし、先に炭点前、後に濃茶茶筅荘をしました。

 花は私が持っていきましたが、他の人に活けて貰うことができて、私の準備・片付けもそこそこ順調に行きました。

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(お床とお花)

















掛物は東大寺 二月堂 焼経切 です。

彼岸ということもあり、先生がこのお軸をチョイスされました。

焼経切は↓のページに解説があるので、ご一読下さい

http://www.fufufufu.com/product_detail/detail/productid/15656

花は木槿、花入は因島の水軍焼の花入で砂釉?というところでしょうか?

花は、新しく社中に入った方が活けています。

良い感じで活けてくれて、助かりました。

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(風炉初炭点前)

 風炉の初炭点前はこれで3回目になりました。

 間違えもするものの、何が間違ったかが分かるようになったので、一定の進歩があるのかな?と思っています。

 後掃きの後の、釜の蓋をアの字に掃くのがどうも苦手で、蓋の摘みの部分を、羽の先をつい避けて掃くような手付きになるので、今後はそこを直していく必要がありです。

 ともあれ、風炉の初炭点前の稽古をするようになったので、1年前から言うと、大きな進展です。

 10月は中置になり、風炉の位置が変わるので、混乱しそうですが、やってみないことには始まらないということで引き続き、修練・修練です。

 

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(濃茶茶入荘)

 前回の茶入荘に続き、今回は茶筅荘を稽古しました。

 茶筅荘をこの日にチョイスしたのは、どうしても稽古に使いたい水指がありました。

 それは、亡くなった大先生の形見分けにより、先生のところに来た水指です。

 この水指にはエピソードがあります。

 先生がその水指を道具屋で見つけて買うのを迷い、道具屋を去り、気になって改めてその道具屋に行ったところ、既に買われていたそうです。

 お店の人から、「気にしなくても直ぐに、水指は見るだろうし、最終的にあなたの所に水指は来るでしょう」と言われたそうです。

 何のことやら??と思い、先生が稽古に行くと、大先生がその水指を買っていたということでした。

 師匠と弟子で、好みは似るもんですね。

 彼岸のとき、敬老のときに、これからも先生に長生きして欲しい、先生を大事に思う気持ちは、大先生を大事に思う気持ちに繋がって行きます。

 そんな想いを込めて、彼岸のとき、敬老の日に、先生の深い想いのある水指で茶筅荘の稽古をしてみました。

 そういうことで、茶杓の銘は「延年」として、御茶は「喜雲」をチョイスして、延年の趣向で茶筅荘の稽古を行いました。

 拝見のときに、由来は?ということがあり、「大先生の形見分けの思い出の水指でございます」という答えに、先生の目頭が熱くなったような気がしました。

 お菓子は月見団子でしたが、来週は十五夜の前日なので、そのときにすればいいのに~と心でぼやきました(笑)


濃茶茶筅荘の道具組

水 指:伊賀
茶 入:瀬戸 肩衝
仕 覆:鳳凰丸紋桐緞子
茶 杓:「延年」
茶 碗:黒茶碗
御 茶:坐忘斎御家元御好「喜雲」 小山園詰
菓 子:月見団子 菊水堂製





2020年9月17日木曜日

令和2年9月9日のお稽古記録【重陽の節句の趣向で濃茶茶入荘・薄茶棚点前】

 このところ仕事も、プライベートも忙しくて、 一週間遅れて先週のお稽古記録をつける有様です。ただ、お稽古記録は ノート → PCで整理 → ブログへアップしており、記憶が新しいうちにノートに記入することの大事さをこういうときに痛感します。

 さて、なぜこのような3段階整理をするかというと、

ノート     気がついた全てのことを記入する

PCで整理   1年後,2年後の先の自分のために記録を整理

 稽古上での道具組ですが、続けていくうちに2年前の自分の拙さを知ることが出来ること、自分のレベルアップを実感すること、これからの道具組みを考えるときに、参考にすることが可能ということがあります。

ブログへの投稿 稽古記録の重要なところを仕分け

 PCで整理した段階では、重要なところや、些細なところの仕分けが出来ていないので、ブログにアップすることでその仕分け作業を行っております。

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(お稽古内容) 

さて、本題に入り、重陽の節句の趣向でのお稽古の内容に移ります。

 9月9日の重陽の節句の日にお稽古に行きました。

 お稽古の日がドン・ピシャで節句の日が当るのも珍しいことですね。

 この日も雨でした。夕方に花を採りに行くのに雨の日は、じっくり考えることができないので、エイヤで決めるしかありません。

 重陽の節句ということなので、菊にちなんだ道具の取り合わせにしました。

 8月より、職場の同僚が2名、社中に入ることになり、そのフォローで自分の稽古時間がどうしても短くなることがあるので、お花を取ってくるのは私がやり、活けるのは3人でローテーションを組んでやるようにしました。

 自分がお花を活ける時間が減り、点前道具の準備に時間を使えるため、トータル時間が短縮し、みんながお花を活けることで、社中全体のスキルがアップしていきます。

 いい発案だったと自画自賛しております。

 この日は、風炉初炭点前、濃茶茶入荘をする予定でした。

 さきに茶入荘をやって、後で初炭と思いましたが、後の人が炭点前をしないため、道具の入れ替えに時間を割くと、後の人の流れを止まるため、濃茶・薄茶の順でやりました。

 先生からも炭をするなら、「先にやらんかね」とチクリと言われ、「そりゃそうだ」と笑って誤魔化したけど、1つ反省です。

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(お床とお花)

    画賛色紙 興臨院 山口萬拙 筆

         「月白風清」 

  花:木槿,ハブランサス 花入:丹波 四方


 







 

  

 










花は、最近入ったうちの1人にお願いしていました。

私が取ってきたのが木槿で、活けた方が取ってきたのは、ハブランサス

洋花なので??と思われるかも知れませんが、稽古なのでご愛嬌です。

そして、ハブランサスの花の下に見えるのは、掛花入の金具です。

最初は気がつきませんでしたが、稽古途中に気が付き、正面を直しました。

人のことを言えたもんではありませんが、やはり正面を確認して活けることって必要ですね。

そして、花入は最初は備前かと思っていましたが、丹波じゃないかな?と思います。

活けた後でも先生に、どこの?ぐらいは聞くべきでした。

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(濃茶茶入荘)

 ついに小習の荘物を開始しましたが、最初に茶入かざりをチョイスしたのは失敗だったなと反省。もっと簡単な茶碗・茶杓・茶筅荘から始めれば良かったと後悔。

 茶入は文琳をチョイスし、茶入の蓋が瓶子蓋だったので、先生が上の点前と混同して、予習してきたことと、先生の言うことがイマイチ合ってなくて、混乱しました。

 予習が足りなかったこと、そもそも本で見るだけでは予習にならないことが良くわかりました。

 飲み込めていなかったところを復習し、中置のときにでも再チャレンジします。

 まずは、茶入・茶碗・茶杓・茶筅荘を一巡させることを優先し、都度都度復習して覚えて行くしかありません。結局は、点前をして体に動作を覚えさせることしか身につくことはないと実感しました。

濃茶茶入荘の道具組

水 指:瀬戸
茶 入:文琳
仕 覆:○○金襴
茶 杓:「白露」
茶 碗:黒茶碗
御 茶:坐忘斎御家元御好「清浄の白」 小山園詰
菓 子:百合根羊羹 菊水堂製

(濃茶 茶入荘の取合せイメージ)

 取り合わせといっても、なかなか茶入荘に制約があって、道具のチョイスが限定されます。

 まず、水指は塗蓋でないといけないため、稽古場の水指で塗蓋がつくもので、濃茶に合う華やかなものではなく、侘びた水指ということになります。

 思いついたのが瀬戸の一重口だったので、これをチョイス。

 茶入は由緒もなにも思いつかないので、肩衝は普段使うので、今回は文琳をチョイス

 仕覆は稽古場のもので、○○緞子しか、先生も私も分からず(笑)

 茶碗は黒。

 萩とか丹波だと古帛紗がいりますが、古帛紗の2枚出しはややこしいのでパス。

 由緒・由来のある茶入の荘をするのであれば、茶碗も格をあげた方がバランスもよいかと思いました。

 茶杓は「白露」ここでやっと、重陽の節句らしさを出しました。

 白露は二十四節季のひとつで、「白露(はくろ)とは、夜中に大気が冷え、草花や木に朝露が宿りはじめる頃。降りた露は光り、白い粒のように見えます。日中の暑さも和らぎはじめ、だんだんと秋の気配が深まっていきます。」ということです。

 重陽の節句の前日に被せ綿(きせわた)「重陽の節句の前日に菊の花に綿をかぶせておき、翌朝、菊の露や香りを含んだ綿で身体を清めると長生きできるとされていました。」という慣わしがあるので、それにちなみ「白露」をチョイスしました。

 個人的な感覚ですが、茶道では濃茶は「無言の行」と言われるだけに、厳かにするというイメージがあるので、私は濃茶の茶杓は少し硬い言葉が似合うと思っています。

 反対に薄茶では季節感を共に楽しみ、話を弾ませるというイメージなので、柔らかい言葉のイメージですね。

 濃茶が硬ければ硬いほど、薄茶の柔らかい銘が活きて来るのかな?と思います。

 何やら長くなりましたが、そういうイメージで濃茶茶入荘の道具組みをしました。

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(薄茶棚点前)

 先ほども出たとおり、茶入荘と初炭点前のつもりが、なんだかんだで薄茶をすることに。

 せめて、棚をつけて水次でもするかということで棚点前をチョイス

 思えば久しぶりの棚点前で、なんだか位置関係が掴めないこともありました。

 茶会では棚が付く確立が高いので、棚点前も日頃から慣れていないとダメだと痛感。

薄茶棚点前の道具組

棚  :玄々斎御好 更好棚
水 指:葡萄棚
薄茶器:菊蒔絵 中棗
茶 杓:「被せ綿」
主茶碗:青磁
替茶碗:御本 武蔵野画
御 茶:坐忘斎御家元御好「清浄の白」 小山園詰
菓 子:打ち物「桔梗」 煎餅「風鈴」 菊水堂製

(薄茶棚点前の取合せイメージ)

 道具組みの主軸は薄茶器の菊蒔絵,茶杓名は「被せ綿」

 濃茶は「白露」,薄茶は「被せ綿」と被りました。

 急きょ、薄茶をする事になったため、何も思い浮かばず、思わず「被せ綿」と言いました(笑)。

 棚は、9月の定番、葡萄棚。

 季節的に葡萄の旬?でもありますが、葡萄は吉祥紋で「実を多く付ける葡萄が子孫繁栄を象徴する」意味があります。

 長寿健康を願う重陽の節句で合わせて、繁栄も願い葡萄棚をチョイス

 葡萄棚は白磁染付なので、棚に置いた方が映えるので、棚をチョイスしました。

 宗旦好丸卓に置き合せたらイマイチで、更好棚に合わすとなぜかしっくりときました。

 主茶碗と替茶碗はバランスと季節感でチョイス。

 水指が中国の染付なので、国焼の茶碗より高麗の青磁がよかろうというだけのチョイス

 替茶碗はぐっと雰囲気を替えて、御本に武蔵野の絵付をチョイス

 御菓子は、煎餅の風鈴がなぜ??と思うでしょうが、前回からの稽古の残りなので、こればっかりはどうにもならず。

 自分自身、青磁の茶碗を選んだ理由が不明でしたが、ブログにアップする段階で、葡萄棚とのバランスを考えてのチョイスと自分自身で気が付かなかったところが分かりました。




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そんなこんなで思いっきり茶道を楽しんだお稽古でした。

 まとめ として以下の3点です。

○炭点前は、最初にすること

○小習を開始したこと

○茶入荘が上手くできなかったので、リベンジが必要ということ


 今後も休まずに稽古が必要ですね(笑)

花入「備前桟切砧耳付(陶古窯)」を購入

 平茶碗同様に、岡山の陶古窯で花入を購入
 
 花入の箱には書いてないけど、桟切になるのだと思う。
 買ったときに聞けば良かったと少し後悔。

 花入は今まで少し買っていたけど、一輪挿とかが多く初めて、箱付の花入を購入しました。

 形的には、耳付きの砧になるだろうと思います。

 どの花を活けても、似合いそうという気がします。
 
 春・秋の草花,夏の木槿,冬の椿と一年中楽しめれるものかと思います。

 季節に合わせてこの花入に活けていくことが楽しみですね。
 
 掛軸のとなりに早く活けてみたい(笑)

 この秋は、大きな買い物は無いけど、秋の野の中棗,備前窯変の平茶碗,備前の桟切花入と充分お金を使ったので、当分は購入は控えないとないけないと思います。
 



 

2020年9月16日水曜日

平茶碗「備前窯変平茶碗(陶古窯)」を購入

 先日,備前の小西陶古窯に行って参りました。

 目的としては先日中古で買った茶入が陶古窯の作で間違いないかということを見て貰いに行くことでした。

 陶古窯の作品は好きで、前から訪れたいという気持ちでした。

 平茶碗を1つ買いたいと思っており、行ってみて出会ったのがこの茶碗。

 見てすぐにこれが良いとは思いましたが、やはり他の茶碗と見比べてみました。

 青備前も良かったのですが、買ったのは直感で惹かれたこの茶碗

 この茶碗は抹茶が入ると、見込みの景色が上手く隠れ、抹茶を飲むと中の景色が出てくるという面白みがあります。

 また、平茶碗を使う暑い時期だけによりシンプルで侘びたものが、すっきりしていいかなと思いました。

 来年の稽古で洗い茶巾で使えるし、青年部の夏場の呈茶でも、良かろうと思います。






中棗「秋の野(象彦作)」を購入

  先日、象彦の秋の野中棗を中古で買いました。

 例年は県展でのお茶会があるのですが今年はなく、10月がゆっくりと出来ます。

 来年の県展はなんらかの形でできることでしょう。

 そのときに向けて秋の野の中棗を購入。


 前から欲しかった秋草の棗,月に芒の構図の武蔵野も好きですが、シンプルが大好きな私はこの棗を見て一目惚れで即購入。

 値段が手頃だったこともあり、迷う余地は無かったです。


 いずれかのタイミングでこの棗を県展で使うときが来るのでしょうね。

 箱も上等で少し盛蓋になっていました。

 






2020年9月5日土曜日

小西陶古窯へ訪問

 9月1日に有給をとって、岡山の小西陶古窯に行ってました。

 何年か前に小西陶古窯の火だすきの茶碗を買って、それをお茶会の道具組みに持って行って、あっさりと採用されて、初道具組で主茶碗になって、それ以来お道具を買うようになりました。

 そしてその茶碗は今も気にいっており、昨年の研究会のときにもその茶碗を持って出たという歴戦のツワモノの茶碗ですね。

 さて、今年の夏に、中古で↓の茶入を買いました。

 小西陶古窯との縁が深まったこのときに、窯元に行ってきたところです。




 陶古窯に行くと、陶古窯の展示と陶蔵さんの展示と2棟の展示がありました。

 写メを取れば、良かったと今、気がつきましたが、興奮でそれどころでなく、撮れず終いです。

 何か買いたい目当てがあったわけではなかったのですが、色々みるうちに気がつけば、平茶碗と花入を買っていました。平茶碗と花入は後日、こちらでアップします。
 
 工房の方が、優しく対応してくれ、お茶を頂いたり、説明をしてくれたりと楽しかったです。

 購入後に、この茶入を見て貰い、こちらの窯のもので間違いないということでした。
 箱をみて、当主の陶蔵さんの雰囲気がおかしかったのですが、茶入をみせると、これは内のものですと言ってくれて安心しました。いつもこのタイミングが凄まじく緊張します。

 陶蔵さんさんの雰囲気がおかしかった理由は、箱書でした。箱書きは誰かが書いたものであるらしく、小西の字では無いということで、印も後でだれかが、上からえどたったと思われるということでした。いずれにしても、本物であったので満足しています。

 前から気になっていた共蓋はなぜ?ということを聞くと牙蓋は高価なこと、備前だから共蓋も作っちゃえというそういう雰囲気のもとで、共蓋が作られているようです。

 そして、茶入の胴がザラザラして帛紗で清めにくい話をすると、サンドペーパーで擦るといいよというアドバイスを受けました。

 私自身にサンドペーパーで擦るノウハウが無いので、知り合いの陶芸作家さんにノウハウを伝授してもらい、近々擦る予定です。

 帛紗で清めれるようになれば、後は色々使って楽しむことができます。

 

 

令和2年9月2日のお稽古記録【風鎮めの趣向で卯の花点前・薄茶平点前】

  9月2日お稽古に行って参りました。

 前回の稽古が8月19日でしたので、2週間ぶりの稽古です。

 2週間空くと、やっぱりしんどい面もあります。

 この日は、台風9号の影響もあり雨が強く、台風上陸のシーズンがやってきたと実感しました。

 さて、風鎮めということですが、イメージとしては、立春から数えて二百十日が毎年9月1日・2日頃になります。

 この時期がせっかく実りつつある稲が台風により倒れることがあるため、風を鎮めて、豊作祈願をする風習があります。

 富山のおわら風の盆(https://www.yatsuo.net/kazenobon/)が代表的なお祭りですね。

 雨でなければ、そういう気分にみったりでしたが、あいにくの雨。

 ただ、昔からいう二百十日はあたっているな~と実感できました。

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(お稽古内容)

 さて本題のお稽古に、濃茶茶筅荘と卯の花をやるという思いで、稽古に行きましたが、力尽きて、茶筅荘は止めて、薄茶平点前にしました。

 薄茶平点前は、稽古中の会話が弾んで、結局3碗点てることになり、濃茶の方が楽だったのかとも後で思いましたが、後悔は後でするもの、先には見えぬものですね。

 なぜ力尽きたのか、原因は花・花入です。


  
  画賛色紙 興臨院 山口萬拙 筆

   「月白風清」 

 花:木槿,花入:砂張 釣船


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(釣船に苦戦)

この日の花入は、砂張の釣船です。ちなみに砂張ってなんだ??と思って調べると、銅が9,錫が1の合金をいうそうです。錫を混ぜるので、伸びがいいのかなと思ったり・・。

 その辺は、おぼろげ知識で当てにはならないので、後日調べようかと。

 ちなみに、唐金は青銅のことです。なので、砂張と唐金は金属そのものが違うということでした。

 話を元に戻して、先生がお気に入りの砂張の釣船です。釣船はサイズがもっと大きいそうですが、これは小ぶりの釣船で、小さいところが良いのだと先生が自慢していました。

 この釣船に朝顔を活けたらなんと侘びた風情になることやら・・・・

 この釣船、お花を活けるのが難しかったです。剣山で枝を固定するわけですが、なかなか固定できませんでした。先生が枝に鋏で割れ目を入れたら固定できると教えてくれましたが、それでもなかなか、うまく行かず。

 高さも釣鎖で調整するわけですが、どの高さが良いのか悩み、なかなか決まらず

 さらに、釣船が緩やかに回転して、正面が決まらないという事態が・・・。

 床と掛物と花入のバランスによると思いますが、柱の1/2の高さより花入が上に釣るのがスタンダードかと思います。

 先生が釣船を先に掛けようといい、色紙掛が後になったので、色紙掛けに自在をつけるのを忘れており、稽古後に自在をつけて高さ調整をするという失敗もありました。よっぽど気に入っているのだなと思いました。

 釣船であれやこれやと手間取り、時間が過ぎて、急いで準備することになったので、濃茶茶筅荘を断念し、薄茶平点前になったわけです。

 今お稽古は、私を含めてレギュラーが4人体制です。


 7月以降は私がお花を持ってきて活けておりますが、当番で活けてみたらどうかと思案中です。お花ばかりに時間をかけていたら、稽古時間が取れないことが判明

 弟子が活ける流れが出来たので、お花の稽古も社中で側方展開してみようかと思います。


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(茶箱 卯の花点前)

 茶箱 卯の花点前は今年2回目、何となく流れが飲み込めて来ました。

 振出だして総礼を忘れたと後で反省。

 後3回ぐらいやったら、次の和敬点に進めようかと思います。

 師匠が茶箱があまり好きでなく、「やるが??」という雰囲気を前面に出していました。

 先生には申し訳ないけど、修練メニューだから観念して下さい(笑)。

(茶箱 卯の花点前 取合せイメージ)

 尾戸の秋草の茶碗、何とも言えない風情のある茶碗です。呉須で秋草が描かれ、ピンク・黄色で花が描かれとても秋を感じる茶碗です。いずれは尾戸の秋草の茶碗が欲しいと思います。
 茶杓は「秋の声」、薄茶の茶杓の銘はひらがなを混ぜた柔らかい銘で、季節感を感じるものがいいのかな?濃茶なら漢字で硬い銘がいいのではと思います。
 御茶は小山園の「金輪」、雨なので月見とは行きませんが、ちょうど満月のときだったので、お月様をイメージできる銘をチョイス

 お月見の晩に野点を楽しむというのが、イメージでしたが、実際は大雨でした(笑)

卯の花の道具組みは以下のとおり

茶 箱:女 桑
 盆 :山道盆
薄茶器:根来塗
茶 杓:「秋の声」
茶 碗:秋草 尾戸焼
振 出:黄瀬戸
建 水:絵唐津
菓 子:金平糖
御 茶:小山園詰 「金輪」

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(薄茶平点前)
 
 2つ目の稽古は、薄茶平点前です。

 茶箱を準備して、茶箱を片付けて、他の人の片付けもしたり、何やらかにやらと・・
 疲れたので、モチベーションが下方修正,道具組みも濃茶茶筅荘をそのままで流用

 本来なら、風鎮めの趣向はこの茶筅荘で現すつもりでした。
 次回以降から、メインの点前を先にするようにしなきゃと教訓です。
 
 せめて、平棗の扱いを復習したところが、最大限の努力でした。 

(薄茶平点前 取合せイメージ)
 
 つぼつぼ蒔絵は、千家茶道をしている方に馴染みのある構図ですね。
 いわゆる千家の替紋で、流派によってつぼつぼの配置が違うそうです。

 風鎮めということで、豊作祈願をイメージしました。
 つぼつぼとは、小さい土壷で、これをそのまま田に投げ入れたり、するということです。
 茶杓の銘は「豊年」にしました。
(※本当は濃茶で言うつもりでしたが、思考力低下でそのまま流用)
 茶杓と薄茶器がメインなので、あとはあまり主張の無く、季節に合いそうな道具を選らんでいます。

 ※つぼつぼについては、↓のブログに詳しく書かれています

薄茶平点前の道具組みは以下のとおり

薄茶器:つぼつぼ蒔絵 平棗
茶 杓:「豊年」
水 指:斑唐津
主茶碗:掛分 楽茶碗
替茶碗:御本 月に芒
建 水:絵唐津
菓 子:菊水堂製 「葛餅」
御 茶:小山園詰 「金輪」


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 実際に稽古に行って疲れ果てましたが、思ったことも多く、稽古記録を作るのも大変でした。
 
 次回は、9月9日で重陽の節句です。メインの点前を逃すことなくやれるようにしなくては・・・(笑)