- 計篇 - 序論。戦争を決断する以前に考慮すべき事柄について述べる。
- 作戦篇 - 戦争準備計画について述べる。
- 謀攻篇 - 実際の戦闘に拠らずして、勝利を収める方法について述べる。
- 形篇 - 攻撃と守備それぞれの態勢について述べる。
- 勢篇 - 上述の態勢から生じる軍勢の勢いについて述べる。
- 虚実篇 - 戦争においていかに主導性を発揮するかについて述べる。
- 軍争篇 - 敵軍の機先を如何に制するかについて述べる。
- 九変篇 - 戦局の変化に臨機応変に対応するための9つの手立てについて述べる。
- 行軍篇 - 軍を進める上での注意事項について述べる。
- 地形篇 - 地形によって戦術を変更することを説く。
- 九地篇 - 9種類の地勢について説明し、それに応じた戦術を説く。
- 火攻篇 - 火攻め戦術について述べる。
- 用間篇 - 「間」とは間諜を指す。すなわちスパイ。敵情偵察の重要性を説く。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%AB%E5%AD%90_%28%E6%9B%B8%E7%89%A9%29
内容としては計篇・作戦篇・謀攻篇において戦争に対する考え方、基本的概念を示し、総説として成り立っている。
形篇・勢篇・虚実篇では、戦いを主導的に実施していくための戦略論や戦いの設計思想が書かれている。
軍争篇から九地篇では、戦場においての戦術論等の具体的な考え方、ケーススタディ的なものが書かれている。
最後に、火攻篇・用間篇は外論として、個別具体的な項目について書かれている。
私自身が理解・親しみやすい計篇・作戦篇・謀攻篇を精査し、自分自身の仕事等の理論に活かし、形篇・勢篇・虚実篇を自分の仕事の仕方に置換え、何をすべきかを検討していきたい。
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