抹茶を美味しく点てるためには、抹茶を漉しておく必要があります。
漉してない抹茶を点てた場合には、抹茶がダマになり、口当たりが悪くなります。
漉した抹茶を使って点てた場合には、そんなことはありません。
お茶を点てる以上はやはり、漉しておく必要があります。
私はいま、棗のうえにお茶を入れるときに使う茶漉しを乗せて抹茶を漉していますが、抹茶を漉すときにどうしても抹茶がこぼれてしまいます。
懐紙をしたに敷いて、こぼれた抹茶を拾うようにはしていますが、懐紙に抹茶が付いてどうしても、捨ててしまう分がでます。
また茶漉しで抹茶を漉すときに棗から抹茶がこぼれないように、抹茶を漉すのに神経を使うので抹茶を漉す作業がやはり面倒な感じがします。
茶漉しから棗にそのまま抹茶を入れるので、茶杓で抹茶を入れたときのように、棗の抹茶は綺麗に山形には盛れていません。
抹茶を点てた後は、棗に抹茶入れた後はそのまま棗ごと冷蔵庫に保管しています。棗がプラスチック製なので、冷蔵庫に保管しても問題はないのですが、本来棗は木製で漆が塗られているので、冷蔵庫に入れるということはありえないはずです。
篩缶が有れば抹茶を漉す作業も簡単ですし、棗に抹茶を山形に入れる練習もでき、抹茶の保管もちゃんとできます。
やはり篩缶が欲しいと思います。でも意外と篩缶は高いです。
面倒でも茶漉しでいいじゃないかという気持ちになってしまいます。
ネットで安くて良い篩缶はないかと調べましたが、安い篩缶は評判が良くありません。
安いのは篩缶が「錆びてしまう」とか「缶の縁で手を切ってしまう」とか「篩の縁に抹茶が溜まる」とか良くない点が多そうです。
ですから少し高くても仕方がないのかとも思っています。
いま、買おうと考えているのが下の画像の篩缶です。

篩缶に「茶入れ」と「薄茶器(棗)」用のじょうごがセットで付いているので、抹茶を漉した後にお茶を入れるときに便利そうです。(本当は水屋用の茶杓で入れるのが稽古だと思います。)
この篩缶はサイズが大・小とあり、大の缶は直径8.5cm、高さ8cmとなっており、小の缶は直径7.5cm、高さ8cmとなっています。
値段は大差がなく約3,000円となっています。
抹茶篩缶を欲しいと思いつつ買う踏ん切りが付かないこの頃なので、頭の中を整理するためにも少し書いてみました。

【茶器/茶道具・水屋道具】ステンレス 抹茶篩缶 小 上
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