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2020年11月23日月曜日

11月の茶花(白玉)

 11月となり、床の間に椿を活けたいと思いますが、なかなか咲いている姿がみえません。

 11月中旬を過ぎて、やっと椿の花を見つけました。

 見つけたのは、白玉です。

 白玉をスタートに公園なんかの椿も咲いていくのでしょうか。


 

 小津高校の正門近くで山茶花に混じり、白玉椿が咲いていました。

 白玉ともいい、初嵐とも言うそうです。

 

 

 先日の稽古のときに活けてみました。少し開きすぎているかなとも思いましたが、活けてみると程よい感じと自画自賛しております。

 数年後に自分の活けたこの写真を見て、どのように思うのでしょうかね??

 ヘタクソだなと思えたら、成長の証です。

 


 



  

2020年11月22日日曜日

令和2年11月18日のお稽古記録【宗旦忌の趣向で初炭・濃茶茶碗荘】

 (お稽古内容) 

 11月18日にお稽古に行きました。

 紅葉の頃も今が盛りでこれから葉が散ってくる頃になりました。

 11月19日は宗旦忌なので、少し追善の気持ちで道具の取合せをしましたが、なかなか難しいものです。

 利休忌の茶会の当番を受ける先生が、利休忌は大変と言っていたことが、少し分かった気がしました。

 季節を取り入れた取り合わせにウェイトを置くと忌のイメージから遠ざかり、忌のイメージにウェイトを置くと、寂しくなる。

 そのバランスでしょうね。うまく言えませんが、利休忌の頃のお稽古のときにリベンジを果たそうと思います。

 

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(お床とお花)

 

 掛物:渓辺掃葉夕陽僧 黄梅院太玄筆
 
 

     花:西王母・灯台躑躅
      花入:竹 一重切

 掛け物は渓辺掃葉夕陽僧 黄梅院の小林太玄和尚の筆、花は西王母・灯台躑躅で、花入は竹の一重切。

 今回は西王母を先生が持ってきて、前回の灯台躑躅と合わせて、活けていました。さすがは先生が活けただけあって、感じよくすっきりと活けてあります。

 葉はだいたい奇数とするということですが、「1枚を除けづらいということで、偶数の4枚になっているけど、どうしようか?」と先生が悩まれていて、「奇数にこだわるとおかしい場合もあるから、今日はこれで行こう」と言われてました。

 私だったらマニュアルどおりで、奇数とするところを、収まりがいいからこのままでという判断できるのは、やはり経験値だと痛感しました。


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(初炭点前)

 まずは初炭点前から稽古をしました。

 前回に続き、初炭にしたのは理由があって、年が開けたら後炭にもチャレンジしようということを考えており、そのためにも初炭に早く慣れたいということを意識しています。

 残る12月であと2回、初炭をしてから後炭へのチャレンジを始める予定です。

 苦手なところは、2つです。

 ・湿し灰を右手前側に蒔くときに灰匙を持ち替えて蒔くところ

 ・紙釜敷を懐に入れるところ

 次回はこの2点を意識してやってみようと思います。

 恥ずかしながら、初炭点前を始めたのが今年からです。

 風炉のときに3回やった成果が、炉のときにも繋がっている気がします。

 いずれにしても、月1回は炭点前をしないと、身には付かないだろうと痛感しました。これは茶箱も同じことを思っています。

 炭・茶箱は今後は月1回は必ずするように、稽古を繋げていこうと思います。  

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(濃茶茶碗荘)

 広間の炉で炭点前をするために、先生が炉を空けてくれており、台目に炭を入れてくれていましたので、台目で茶碗荘の稽古をしようとしたところ、台目で茶碗荘はおかしいと指摘を受けました。

 台目の侘びた空間では、普通の濃茶・薄茶が良いということ。

 どうしても、小習を進めたいという思いがあったので、広間に釜を掛けて、茶碗荘をすることにしました。

 しかし、今さら新しい炭を起こす時間の余裕がなく、台目に掛けてあった釜をそのまま動かしました。

 これが大失敗のもとでした。

 初めての茶碗荘で手間取ったあげく、お湯は冷めて、濃茶を練ることができない温度になったので、薄茶のやり方を途中で混ぜた結果、先生も私も、頭が混乱し、教える方も、教わる方も訳が分からなくなったまま、点前をすることに・・・・。

 当然、稽古をしたという状況ではありませんでした。

 次回リベンジが必要です

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○道具組みのイメージ

 私は東日本大震災の復興支援に宮城県気仙沼で3ヶ月仕事をしました。

 復興支援の派遣のときに、被災地の陶器屋で黒茶碗(松楽)を見つけ、気仙沼での仕事の思い出、復興支援の一助、家で濃茶を練る練習にと思って、黒茶碗を買って、家で眠らしていました。

 復興支援に行ったのは8年前の8~10月です。あれから8年経ったのですね。

 宗旦忌との話のつながりは微妙ですが、時期的なこと、やはり震災を忘れてはいけないという想いから、今回は使うことにしました。

 来年の3月11日近くのときにも茶碗荘をして、この茶碗を使うことで震災を忘れないようにしようと思っています。

 茶入は、茶入の紐の結び方・休め方がどうしても分からず、家での稽古用に買った茶入があり、出番が無いまま家で眠っていたので、今回使うことに。

 茶入・茶碗はこれから稽古のときに使っていきます。

 

 

 茶碗の正面には、赤い幕釉があり、冬の寒い頃には丁度いい茶碗です。

 茶杓は何も思いつかず、「初霜」としましたが、「追善」や「菩提」にすれば良かったと反省しています。次回のときは、そういう銘にしてみます。

 そして、今週も慌しい稽古だったので、お菓子は撮り抜かりました(笑)

<濃茶茶碗荘の道具組

水 指:斑唐津
茶 入:瀬戸
仕 覆:細川緞子
茶 杓:「初霜」
主茶碗:黒茶碗
菓 子:照葉 菊水堂製
菓子器:信楽手付菓子鉢

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<二畳台目の茶室>

 


 

        花:白玉

     花入:備前 釣鐘 

 台目の茶室は、花は白玉で、花入は備前の釣鐘の掛花入。

 最初は、白玉と土佐水木にしていましたが、白玉だけにした方がすっきり見えるので、土佐水木を活けないことにしました。

 宗旦忌の前日ということなので、花で白を出し、花入で黒を出しました。

 釣鐘の花入なので、11月下旬~12月初旬,除夜釜のとき、利休忌のときに使えるなと考えたり、柿と鐘で取り合わすのも面白いかな?と思っています。


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2020年11月21日土曜日

令和2年11月16日に徳島市の茜庵で一服「山の装い」

  11月16日に出張で徳島市に行ってました。

 上司と一緒に行きましたが、職場へのお土産を買いましょうと強引に、茜庵に行ってきました。

 職場へのお土産は、ほぼ口実で、本音は茜庵で一服したかっただけです(笑)

 さすがに、帰りの時間もあり、ゆっくりとお道具を見る余裕は無かったです。

 しかし、しっかりとお菓子と抹茶は頂いて帰りました。

 この日の掛け物は、画賛で三玄院の寛州和尚の筆で、「舞秋風(あきかぜまう)」

 お菓子の銘は「秋の装い」で↓の写真です。 

 

 帰ってから、茜庵のHPを見ていたら、今月の設えの紹介がありました。
 
 仕事で来ていなければ、ゆっくり見れたのに・・・
 
 と思いましたが、HPを見ることで記憶がよみがえりました。 


 次回はゆっくりできるときに、行ってみよう。

 お土産が目的で来たはずですが、本音はお菓子と抹茶が目的だったので、お土産にお菓子を買って、会計を済ませた後にお土産を忘れて出て行きそうでした。

 店員さんも和菓子屋に来て、和菓子を買って、和菓子を忘れていく客も珍しいかったでしょうね。(笑)
 
 ちなみに、お土産に買って帰ったお菓子は、「雲閑」でした。
 いや、めちゃくちゃ美味しくて、また食べたいと思える味でした。

2020年11月17日火曜日

令和2年11月11日のお稽古記録【紅葉狩の趣向で初炭・台目薄茶平点前】

 (お稽古内容) 

 11月11日にお稽古に行きました。

 開炉も済み、いよいよ炉の季節に突入

 11月は紅葉の季節、しかも紅葉の盛りは10日程度ではないでしょうか?

 ひとときの紅葉を、お床の花に混ぜて楽しむ時期はわずかです。

 来週は宗旦忌、12月になれば椿の花があちらこちらで咲き始める頃なので、今週は、紅葉狩の趣向でお稽古を楽しんで来ました。


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(お床とお花)


 


 

 掛け物は白圭尚可磨 雪尾要道和尚の筆、花は磯菊・寒白菊・灯台躑躅で、花入は茄子釉で箆目の花入。

 兄弟弟子が花入を持ってくるということでしたので、花を採って来たのは、私ですが、活けるのは兄弟弟子が活けてくれました。

 普段の草花と違い枝物は、位置を固めるのが難しいといわれていました。

 私も活けたいと思っていましたが、今回は遠慮しました。

 開炉は済ませたのですが、折角だから茶壷も飾ろうという話になり、香合の変わりに茶壷を飾りました。

 茶壷荘はチャレンジはまだですね。来年できれば、やろうか?というぐらいで、まずは小習を順番に進めることを優先します。


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(初炭点前)

 まずは初炭点前から稽古をしました。

 炭斗に炉の炭を組むのに、手間取った感はありました。

 風炉から炉に変わり、羽箒の扱い、湿し灰の撒き方と風炉との違いに苦戦しましたが、感触としてはまぁまぁ出来ました。

 風炉の炭点前の稽古の成果もあり、道具の展開等はスムーズにできました。

 先生からいつも言われるのが、「点前も大事だけど、火がちゃんと付くか」ということです。

 今はしっかり方を覚えることが大事と思って火を付けない状態でけいこしていますが、ある程度できるようになれば、本番が必要だと感じています。

  

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(薄茶平点前)

 台目の茶室で炭点前を稽古し、広間で薄茶の流し点をしようと思い稽古に行ったところが、形を覚えるまでは、広間で基本を覚えなさいということでした。

 結局、広間で炭点前をして、「台目で流し点はおかしい」ということになり、薄茶の平点前を台目ですることに。

 台目の構造だと、炉正面に座っても、客と向き合わず、壁と向き合うことになるので、そんなバカな点前はしないということだと思います。

 炉に変わり、2回目の薄茶点前でしたので、可もなく、不可もなく普通に終わりました

○道具組みのイメージ

 今回の取り合わせは、「紅葉狩」です。

 花は灯台躑躅を引き立てることをイメージして、菊を合わせました

 点前は流し点をすることを考えていたので、客付に水指を置くことを考えていたので、祥瑞の小振りな水指をチョイスしていました。


 薄茶器は、シンプルに桑大棗を選んでいました。

 しかし、台目の平点前にチェンジになり、水指を変えた方が良かったのですが、道具を選びなおす余裕がなくそのまま。

 台目の飾り棚が木地なのに、そこに桑大棗を飾ることに・・・・。


 「木地の棚に、木地の棗をかざることがあるかね?」と先生に笑われ、悔しくて「広間でする予定でした」と言うと「そういうときはさっと道具を選びなおしなさい」と言われ、悔しいとは思いつつも、心に余裕を持ってさっさと選べるようになったらいいなと痛感しました。

 やはり、この辺りがキャリアでしょう。

 今はキャリアを積むときだから、頑張らなくては・・・。


 萩の茶碗を選ぶ予定が、兄弟弟子がさきほど使ったばかりなので、萩はやめて、阿漕焼の竹之絵の茶碗に選びなおしました。

 茶碗だけは、状況の変化に応じて、チェンジすることができました。

 最後に茶杓は、前大徳の福本積應和尚の作で、竹は染竹の「紅葉衣」を出しました。

 広間でするつもりが台目に変わり、流し点が平点前に変わり、状況が変化したけど、道具を変えることが出来ず、精彩を欠いた道具組になりました(笑)

 これも経験の1つなんでしょうね。


 お菓子は、菊水堂の織部饅頭で、菓子器は貝型とじ目鉢でしたが、写真は撮り抜かりました。

 菓子器の色は銀杏をイメージさせる黄色で、彩りに花を咲かせてくれました。

 道具組みは難しいなと痛感した1日でした。


 

    貝型とじ目鉢 錦羊窯 山本 洋輔 作


薄茶棚点前の道具組

水 指:祥瑞
薄茶器:桑大棗
茶 杓:「紅葉衣」 前大徳積應
主茶碗:阿漕焼 竹之絵
菓 子:織部饅頭 菊水堂製
菓子器:貝型とじ目鉢 洋輔作

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<二畳台目の茶室>

 

 
  花:石蕗 花入:丹波四方掛花入


 二畳台目の花は私が石蕗を活けました。

 石蕗の葉を自然な形で活けるのが難しいなと思いました。

 思い通りにいかないのが、茶道も茶花も共に言えること。

 だからこそ稽古が必要なのでしょうね。


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2020年11月14日土曜日

花入「染付草花紋大徳利」を購入

 11月8日に青年部の行事で尾戸焼等の講演があり、やっぱり尾戸もいいよな~って改めて感じたところ。

 火入の灰を保管する壷が欲しいのですが、新品を買うとやはり高いので、日曜市で骨董品から灰を入れる壷を探しに行ったところ、肝心の壷は見当たらず。

 変わりに見つけてしまったのが、こちらの大徳利です。



 そもそも1升のお酒を燗にしたり、お酒を売るときに使ったのか??ということでしたが、呉須のコバルト色が綺麗なのと、形がよいところ、何と行っても堂々とした大きさがとても気に入りました。

 薄板が1尺(32cm)なので、花入の高さは40cmぐらいあるのだと思います。

 あとは何を活けるのか、ピンク色の椿とか映えるのでは?と思っています。

 あとは枝物を何を合わすのか・・・・。

 とにかく、床の間に活けるのが楽しみです。

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1月28日 追記

 

  

 

 
 高知青年部の初役員会で花を活けて、床に飾りました。
 単に「大徳利」と呼んでいましたが、「染付草花紋 大徳利に名前にしました。初役員会の内容は↓のとおりです。

11月の茶花(灯台躑躅・土佐水木・石蕗・寒白菊)

  11月になり開炉が行われ、これから椿の季節が来ますが、まだ椿は咲かず、ととときの紅葉のシーズンです。

 紅葉の盛りの前に、やはり床の間に活けてみたくなるもの。

 先日の稽古では灯台躑躅を採ってきて、活けることに。

 兄弟弟子が花入を持ってくるということでしたので、活けるのは兄弟弟子にお願いしました。

 石蕗も11月しか見れない花です。10月下旬から咲いていますが、10月の名残の頃に活けるのは、面白くない。

 椿が咲くまで、もう少し時間が必要ですので、今は菊の風情を楽しむころです。

 茶道ってとにかく、季節に対して忙しいものです。

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灯台躑躅(どうだんつつじ)

 

 灯台躑躅が緋色に染まっております。

 11月の紅葉の頃に楽しませてます。

 場所は、高知市役所の植え込みより枝を少し分けて貰いました。

 

 


11月11日に兄弟弟子が菊と灯台躑躅を活けました。
潮菊・灯台躑躅・寒白菊です。


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土佐水木(とさみずき)

 
 土佐水木はなんといっても万能です。

 菊と合わせてもすんなりと合い

 椿ともしっくりと合います。

 今はほのかに黄色がかかり、これから少しオレンジに近い色に紅葉し、紅葉が終わると、葉が落ちます。


 

 11月4日の稽古のときに私が菊と土佐水木を活けてみました。

 枝物を活けるのに慣れてなく、なかなか活けるのに時間がかかりました。

 なんだかんだ言っても、最後は経験ですので、これから枝物を活ける練習をしていきます。


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石蕗(つわぶき)

 

 木々の葉が紅葉しているなか、石蕗の葉はますます緑を増していき、鮮やかな黄色の花が咲きます。季節が枯れていくなか、色が濃くなるので、一層、緑と黄色が印象に残ります。

 石蕗はどこにでも咲いていて、ありがたい存在です。

 職場近くでは、城西公園、升形公園で咲いていました。


 

 11月11日に私が活けたのですが、写真を撮り抜かりました。

 石蕗の葉を柔らかく活けるのが難しいです。

 茎を長めに切らないと、花入によっては活けにくいと思いました。

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寒白菊(寒白菊)

 

 寒白菊は野菊の仲間で洋種の花です。

 茶花として良いのか悪いのか分かりませんが、他の花との相性もいいので、活けるようにしています。

 10月に咲いていた嫁菜,野紺菊と比べると花弁が大きいと思います。

 11月4日に土佐水木と合わせて活けました。

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2020年11月7日土曜日

令和2年11月4日のお稽古記録【開炉の趣向で薄茶棚点前】

 (お稽古内容) 

 11月4日にお稽古に行きました。

 ついにとうとう、待ち望んだ開炉の日です。タイミングよくこの日は亥の日でした。亥の日に炉開きが出来るなんて、茶人として幸せなことです。

 この日は、濃茶棚点前と薄茶平点前の予定でしたが、何かと準備に手間取り、結局は薄茶棚点前に変更。

 2箇所にお花を活けて、初めて使う花入、初めて活ける照葉に悪戦苦闘。

 しかし、この悪戦苦闘がきっと活きてくるはずと信じています。


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(お床とお花)


 


  

 掛け物は白圭尚可磨 雪尾要道和尚の筆、花は潮菊・杜鵑・土佐水木で、花入は備前の桟切の砧で陶古作。

 炉の季節は枝物を使う場面が多いので、枝物を活ける練習が必要です。

 香合は黄交趾の瓢の絵付、紙釜敷は表は金で5色の壇紙です。

 今年の勅題の「望」にちなんだ紙釜敷を買ったまま使わずじまいだったので、この際に使ってみました。

 香合も紙釜敷も稽古物なので、アップは恥ずかしいので、控えます。


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(薄茶棚点前)

 久しぶりの炉の点前でしたが、まぁまぁ出来ました。

○道具組みのイメージ

 今回の取り合わせは、ベタですが、開炉。

 3部は、花入で伊部(備前)、香合で瓢(ふくべ)、菓子器で織部の3部にしました。 お菓子は、無論、玄猪餅です。

 

 


<薄茶器>

 おめでたいときなので、赤を出したくて常叟好の甲赤棗を使いました。


<茶杓>

 茶杓の銘は「照葉」

 葉が紅葉し、散るまでの間しか、照葉を楽しむことができないので、開炉のこの時期にいいかな?と思いました。

 ちょうど茶杓の景色もところどころに斑が入り、照葉のようにも見えるかな? 

 茶杓は、須崎市安和の竹虎さんの虎竹の茶杓です。

 買ってさっそく使ってみました。


 


<水指>

 水指は、祥瑞で福禄寿を使いました。
 開炉なのでおめでたい祥瑞で祥瑞の絵付けのなかに、福禄寿の字がかかれています。祥瑞の水指に合わせて、棚は宗旦好の丸卓にしました。

<主茶碗>

 茶碗は出雲焼楽山窯の伊羅保茶碗で長岡空和

 空和さんは、十二代長岡住右衛門 空郷さんの養子

 秋なの伊羅保茶碗にしました。

 この茶碗は秋から冬にと大活躍中です。


 


 社中でなかなか準備したね~という話になり、正直に9月から準備してましたからというとみんながびっくり(笑)

 どこまで茶道好きなんだって言う空気になりました。

 先生が、今日は釜も〇、棚も〇、水指も〇、薄器も〇、菓子器も〇で、丸い形ばっかりやね(笑)と言われました。

 さすがに稽古場の道具で道具合わせ出来ないので、このようなことになっているとは思わなかったです。

 色々な視点が必要なんだなと改めて、学びました。

 それでも、開炉の日に、おもいっきり茶道を楽しめて良かったと思います。


薄茶棚点前の道具組


 棚 :宗旦好丸卓
水 指:祥瑞 福禄寿 
薄茶器:常叟好甲赤棗
茶 杓:「照葉」 竹虎
主茶碗:伊羅保 楽山窯 空和作
菓 子:玄猪餅 菊水堂製
菓子器:織部釉 菓子鉢

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<二畳台目の茶室>


 


 

  花:寒白菊・土佐水木

  花入:信楽 尺八

 炉の季節になり、新たに使えるようになった2畳台目の茶室に、花入を掛けて、花を活けました。

 これから活けるのが楽しくなります。


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茶杓・花入・銘々皿を購入

  茶道三昧が続きます

 11月3日に高知県須崎市の安和にある竹虎さんに行きました。

 目当ては、ここ須崎市安和でしか取れない虎竹の茶道具です。

 日々のお稽古で使うときに楽しむために茶杓を買いに行きました。

 ネットショップをみた限りでは、茶道具関係は少ないのかな?と思っていましたが、まぁ多くの茶道具がありました。

 薄茶器・花入・水指・建水・菓子器・茶杓・結界等々・・・。

 お店にあるものを見立てて使えば、もっと多くの可能性があるのでは??

 という想像力を掻きたてる品が山ほどあります。ここはお金と時間が無限にいるようなブラックホールだと思いました。

 また、折をみて、行かなければという場所ですね。


 さて、本命の茶杓はこちらです。

 

 社中の仲間2名と合わせて3名で、想い想いの茶杓を購入しました。

 今後はお稽古のときにそれぞれ自慢げに、茶杓を出していくことでしょう。

 稽古場での会話の花がまた1つ多く増えた気がします。

 きっと先生も喜んでくれることだと思います。

 いずれは、この茶杓に筒と箱を構え、誰かに銘を付けて貰うようにしようと思いますが、それはまだ先の話ですね。


 茶杓を見たあとに色々見ていると面白そうなものを続々と発見。

 財布的に手頃で買えそうなものがあったので、ついつい購入。

 買ったのは、掛花入で瓢です。

 

 

 置いてしまうと瓢でなく、下蕪にも見えますが・・・。瓢です。

 夏場の暑い時期に、この花入を掛けて、木槿を活けるといいのでは?

 と楽しみが1つ増えました。

 6月末の輪抜け様の頃に、厄除けの無病(六瓢)に合わせて使うのもよし

 8月の酷暑の頃に、ひょうたんは大きくなるので、そのときも面白く。

 使う場面を考えるだけでも楽しくなります。


 もう一つ買ったのは、銘々皿です。

 コロナが発生して以降は、1つの菓子器より、各自がお菓子を頂くということがお茶会では、タブーな雰囲気があります。

 今まで銘々皿を買うことを想定していませんでしたが、今後は銘々皿が必要になるかも・・。

 青年部のWEB会議のあとに、呈茶は自服という流れになり、各自が準備したお菓子を紹介して、抹茶を頂くというやり方になっています。

 そういう雰囲気があるので、銘々皿を2枚買いました。

 

 

 

 杉木地の角に竹皮が貼られています。

 シンプルながら見た目にきれいなのと、お手頃価格なのでついつい買った感じです。後から考えれば5枚セットにしていれば、行事などで銘々皿を持ち寄ろうとなったときに使いやすいので、追加で近々3枚買い足して、5枚組にする予定です。


 竹虎さんのHPは↓です。

 https://www.taketora.co.jp/

 HPを見ても楽しいと思いますが、お店に行けば時間を忘れて、見入ってしまうことは間違いないでしょう。




2020年11月6日金曜日

令和2年11月3日に四万十町の松鶴堂で一服「照葉」

 このところ茶道三昧でエンジョイしている日々

 11月3日の文化の日に、社中の仲間で高知県須崎市安和にある竹虎さんに茶杓を買いに行き、お昼は四万十町のあぐり窪川でお昼ご飯を食べて、食後に四万十町にある御菓子処の松鶴堂で一服頂きました。

 同日のことなのですが、話が長くなるので、竹虎さんの話は別とします。


 

 歌花筒に掛けてあった短冊は大徳寺 瑞光院 前田 宗源和尚の筆で、豊年兆です。この言葉を見ると秋を実感します。稲穂と雀の画が、実りの秋をより感じさせてくれます。

 一行などの掛物も好きですが、私は絵で情景を表現してくれる画賛がとても好きです。難しくなく分かりやすく、和むという気がします。

 

 

 歌花筒にぴったり合う照葉に、野菊でしょうか??

 松鶴堂の奥様が活けられたもので、奥様に照葉は??と聞くとなんでしょうかね??ということでした。

 何かは分かりませんが、いい感じで活けられて、奥様のきさくな人柄が活けた姿に現れているな~って思いました。

 点前にも人柄が出るように、お花を活けた姿にもお人柄が出るのだなということを知ることができました。


 

 この松鶴堂さんは、その日にあるお菓子から食べたいものを自分で選ぶことができます。

 この日は、キントンの照葉を選びました。

 ふんわりとしたキントンの中に粒餡が入っていてとても美味しかったです。

 茶碗でちょうど隠れていますが、栗入りのお羊羹?かな、サービスで付けていただけました。

 松鶴堂さんと私は茶道仲間ってことで、いつもおまけにお菓子を1つ頂いております。本当にいつもありがとうございます。

 茶碗は鼠に俵の絵付けがあり、松竹梅の画があり、めでたい図柄でした。

 作家さんの画がなんとも柔らかく、きどってなく、心が和む絵です。

 茶碗は松鶴堂さんが注文して作って貰っているお茶碗という風に聞いています。

 作家さんを今度はちゃんと確認しておこうと思います。

 毎回、新鮮な楽しさを感じることができる場所です。

 お茶会に行った訳では無いけども、お茶会に行ったような楽しさを味わえる場所です。

 季節に1度は行きたくなるいい場所ですね。

 実は、11月には、まだ2度行くチャンスがあるので、行けれることが楽しみです。