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2020年12月31日木曜日

令和2年12月16日のお稽古記録【濃茶平点前・薄茶流し点】

  12月16日に稽古に行っていました。

 今年最後の稽古日ではありましたが、もう何もかにもがバタバタという有様。

 仕事においても、バタバタ。


 稽古でも、コロナの影響もあり、出席が悪く、着いて早々に花を活けたり、道具を準備したり、翌日は高知県で発生した鳥インフルの防疫作業に出ることで、心が落ち着かずという散々な状況でした。

 普段なら花を活けて、お床の社メを撮るのですが、そんな余裕もない状況。

 道具の取り合わせも考える余裕が無い状態。

 覚えているのは、濃茶の平点前と薄茶の流し点をしたというそれのみ(笑)

 濃茶は上手に練れた感触だけが残っています。

 

 そんな状況下で、先生が大炉で稽古できるようにしようと提案がありました。

 稽古場の茶室には大炉があるのですが、畳が猫にボロボロにされている状況で、長らく大炉を使っていない状況です。

 先生より畳屋に手配を掛けてくれと追加のオーダーまで来る状況。


 お菓子を何を食べたかも、リセットされました。


 思えば、今年の稽古で一番バタバタした日かもしれません。

 社中で番頭を任されるということは、なかなか大変ですね。

 しかし、やりがいもあるのだと感じています。


 今年最後の稽古記録が非常におそまつですが、このような状況を書くことも、後日役に立つこともあると信じています。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

2020年12月30日水曜日

台目 点前教則

 新たに教則を1つ購入しました。買ったのは「台目」です。

 10月末に稽古場で物置となっていた台目の茶室を片付けて、稽古できるようにしました。

 台目の点前が少しですが、道具の置き方などが変わるということが、11・12月の稽古で分かりました。先生が指導してくれているところの飲み込みを早くするため、教則を購入して、道具の置く位置などはこれで予習が可能です。


 


 

 稽古場の台目の茶室は↑の写真のとおり。
 
 今は雰囲気を明るくするために、襖を全て外していますが、1月以降は寒さが厳しくなります。

 点前座の正面と正客の座る位置の天井にある飾り障子には、照明が付いていますが、襖をしめると暗すぎる感じになりそうです。

 日中なら良くても、夜の稽古では薄暗さが厳しい状況なので、ベッドランプをニトリで購入。

 新年からは台目に襖を入れて、暖をとり、暗さ対策にはベッドランプをつけて、稽古可能です。

 暗かったらどうしようもないと思い、LED灯にしたけど・・・、明るすぎたか(笑)
 
 

 ↑我家のロフトで試してみるとこんな雰囲気でした。これで、新年からの稽古の準備が出来ました。

 
 

2020年12月29日火曜日

12月の茶花(藪椿)

  12月は仕事が忙しく、茶花を探し、稽古場に持って行くことが出来ませんでした。

 12月9日の稽古日の昼休みに三翠園の隣の鷹匠公園で藪椿の蕾を見つけました。

 これを活ける事は結局できないまま年を越すことになります。

 1月に入って、これを床に活けて見ようかと思っています。

 野趣のある椿なので、台目の茶室に掛けて活ければ、何とも侘びて良いかも知れません。

 年が開ければ、もう少し余裕が出来ればいいのですけどね。 



楽茶碗「赤茶碗(初代三国丹祐)」を購入

 先日、赤楽の茶碗を買いました。

 楽と言えば、碗形の茶碗ですが、こちらは井戸形の茶碗です。

 前から赤楽を買いたいと思っていましたが、どれもしっくり来ず、買う決め手が無かったのですが、どことなくこの茶碗に惹かれました。

 初代 三国丹祐の茶碗で、箱は二代の極箱になります。

 三国丹祐さんは、二代の三浦竹泉さんに師事された方で、大正から昭和にかけて活躍された作家さんです。作品は煎茶道具が多いそうで、茶道具も少し手がけた方ということです。

 この赤茶碗なら薄茶でも使えるし、濃茶でも使えるかな?

 何より重ね茶碗で濃茶を練るときに、この茶碗の外に黒茶碗を入れることも出来そうなのと、この茶碗の外に大振りの井戸茶碗を入れることも出来そうなので、社中での茶会に使うのにちょうどいいかなと思って購入しました。

 

 茶碗も少し古いので、濃茶を練るのに雰囲気はまずまずかなと思います。

 この茶碗の出番が来ることが待ち遠しい(笑)





2020年12月14日月曜日

令和2年12月9日のお稽古記録【雪見の趣向で台目初炭点前・薄茶平点前】

 (お稽古内容) 

 12月9日にお稽古に行きました。

 高知県ではコロナ感染者が12月に入り急増しており、コロナ対応が警戒レベルから特別警戒に引き上げられました。

 12月20日に社中の忘年茶会をするべく、準備を進めていましたが、事態急変により今回は見送ることになり、社中の兄弟弟子も職場の指導により、稽古に来れないとのこと。

 さらには、翌日・翌々日に計画・準備していた研修がこの日に、急遽中止することになり、精神的にも、体力的にも疲れていた状況でした。

 6月より稽古が再開して以降は、「茶道の稽古が楽しくてたまらない」という状態でしたが、良くない方向に向かい始めています。

 そんな状況で心身ともに疲れており、稽古に身が入らない日になりました。

 初炭点前と茶箱の雪点前をする予定でしたが、初炭で力尽き、茶箱は諦めました。

 濃茶をしようか?と考えましたが、しんどいな・・と思い、薄茶をすることに決めて、何をしようか??

 流し点?棚点前?とあれこれ考えましたが、8月から稽古を始めた兄弟弟子の点前で細かいところが気になったいたので、解説を兼ねて薄茶平点前をしました。

 自分が何かに挑戦する気分になれなかったので、何か意味のある稽古したいと思ったところです。


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(お床とお花)

 

  掛物:渓辺掃葉夕陽僧 黄梅院太玄筆

 

   花:曙・野菊・土佐水木

   花入:丹波 四方花入

 掛け物は渓辺掃葉夕陽僧 黄梅院の小林太玄和尚の筆、花は曙椿・野菊・土佐水木、花入は丹波の四方花入です。

 8月より毎回、花を持って来るのを欠かさない状況でしたが、花を取りにいくことができませんでした。

 思えば、8月以降は14週、花を欠かさずに持って来ていた、自分自身を誉めてあげてもいいのかな?とブログを書きつつ、驚いてもいます。

 土佐水木の葉も、11月は黄緑でしたが、今では黄色から茶色に変わり、季節の移り変わりを痛感します。

 土佐水木は、3枚の葉がありましたが、活ける途中で1枚、落ちてしまいました。そこへ兄弟弟子が野菊を持ってきてくれたので、1枚葉が落ちたあたりに野菊を挿し、何とか花を活けることができました。


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 (初炭点前)

 最近、使うようになった台目の茶室で、初炭点前をしました。

 やっぱり引っ掛かったのが、湿し灰を逆手で撒くところでした。

 しかも、台目は五徳のすえ方が違っているため、湿し灰を撒く手順も変わり、左点前を撒き、右手前、左向こう、右向う、胴炭に変わります。

 一度、台目の点前教則を買って、しっかりと流れを覚える必要がありそうです。

 本で覚えたところと、先生が言われたところが違っていたので、非常に疲れました。

 後で復習したときに師匠の言っていたことが、やっとわかりました。


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(薄茶平点前)

 道具の取合せを考える余裕もなく、少し力を抜き、丁寧に点前をすることに力点を置きました。

 兄弟弟子が点前をしていたときに、言えばいいのかな?とも思いましたが、先生が指導しているので、兄弟の私が言うのも筋違い。

 指摘するより、私が点前をするなかで、ここはこういう風にしては?という言い方が良いのかな?と思い、気が付いた点を解説しました。

 参考になるところがあればいいのですがね。

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○道具組みのイメージ

 この日は元々、茶箱の雪点前をするつもりでいて、その道具組みのイメージで稽古に来ていました

 薄茶器は、兄弟弟子が使ったものをそのまま使用

 茶杓の銘は、考えていた「初雪」

 茶碗は「波兎」の絵付けに雪はなかったのですが、雪がいかにも降りそうな情景がふっと頭に浮かんだので、その茶碗を使うことにしました。

 改めて、見ると違うのかも知れません(笑)

 この日の稽古を振り返ると疲れていたなと思います。

 次の稽古はリベンジしなければ。

<薄茶平点前の道具組

水 指:瀬戸
薄茶器:菊蒔絵
茶 杓:「初雪」

主茶碗:色絵波兎絵

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2020年12月8日火曜日

令和2年12月2日のお稽古記録【冬木立の趣向で長緒茶入・流し点】

  (お稽古内容) 

 12月2日にお稽古に行きました。

 12月に入り、銀杏も色づいた葉より落ち葉が目立ち、楓の葉も赤から茶色に変わり、紅葉の頃が終わりました。もの哀しい景色ではありますが、最近は、冬という季節に落ち着きを感じるようなりました。

 師走に入り、最初のお稽古の趣向は冬木立のイメージで道具の取合せをしました。

 華々しいものが無くなり、年末という時期も重なり、お茶を通じて自分自身とも向き合う頃なのかな?とも思ったりしています。

 というのは表向きで、実際は稽古場に行けば、花を活けたり、自分の道具の準備をしたり、先生に呼ばれたりと、そうは落ち着いてお茶を楽しむことにはなりません。

 ですが、心の中だけでも、少し落ち着いた情景を想い浮かべてみれたらいいなとは思っています(笑)

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(お床とお花)


 

 掛物:渓辺掃葉夕陽僧 黄梅院太玄筆

 

 

  花:水仙 花入:茄子釉 箆目 花入

 掛け物は渓辺掃葉夕陽僧 黄梅院の小林太玄和尚の筆、花は水仙、花入は茄子釉の箆目の花入です。

 掛物の写真の花入と花のアップの写真の花入が違うのには、訳があって・・。

 最初に先生が四方の花入に水仙を活けていました。

 そこで、後から来た兄弟弟子が、水仙なら茄子釉の花入が映えるかも??

 ということで、先生が活けた花を抜いて、兄弟弟子の持ち物の花入に活け替えました。

 うちの社中では、「ざら」にある光景で、みんなが自分の道具を持ち込んでいるので、チャンスがあればこのようにチェンジが発生します。

 他の先生であれば、許されない暴挙かも知れませんが、うちの社中ではときどき見る光景です。先生がおおらななので、何も言いません。

 最終的には、茄子釉の花入の方が、水仙にあっていたような気がします。

 とにかく、先生も弟子も、自分のしたいことを楽しむ!!これが社中のモットーになっています。

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 (長緒茶入)

 まずは長緒茶入から稽古をしました。

 長緒茶入の仕覆の紐の扱いを覚えるために、稽古場にあった茶入をお借りし、自主練をしてきたので、始めてやった割にはスムーズにできました。

 引っ掛かったのは、仕覆の紐を仕覆に仕舞うところ。

 本に書いてあったことと先生の指導が若干違う気もしました。

 長緒茶入をやってみて思ったことは、この点前は割り合い好きだな思いました。

 茶会で長緒茶入をすることはまず無いと思いましたが、小習が一巡したら、改めて、稽古しようと思いました。

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○道具組みのイメージ

 道具組で意識したのは、侘びた情景です。

 水指は瀬戸でしっとり、茶碗も黒茶碗、茶入は高取。

 秋の終わりから、冬に変わり、風景が枯れてくる頃。

 道具が落ち着くと、じっくりとお茶を楽しめれるような気がします。

 と言いつつ、お稽古中は何かと忙しく、お菓子の社メを撮りそこないました。

<長緒茶入の道具組

水 指:瀬戸
茶 入:高取 内海茶入
茶 杓:「閑座」
主茶碗:黒茶碗
菓 子:落葉焚き 菊水堂製

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(流し点)

 長緒茶入の後は、流し点の稽古をしました。

 何度かやったことがある気もしますが、久しぶりの流し点。 

 前にやったときは、先生に流し点でもする?という軽い雰囲気で言われてやっていましたが、今回は「自分からする」という意識を持ち、稽古しました。

 炉の季節を考えると、11月は開炉・紅葉で何やら落ち着かず、1月は初釜でやはり落ち着かず、2月は夜噺の趣向、3月は釣り釜・雛祭り、4月は透木釜になる・・・。

 オールシーズン忙しいわけですが、12月はゆっくりと落ち着いた稽古をしたくなる気分ですので、お客さんと向き合う流し点ですることにしました。

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○道具組みのイメージ

 道具組で意識したのは、濃茶と同じく侘びた情景です。

 薄茶器は、中棗で根来塗。

 根来塗は黒の下漆に朱の上漆で塗るので、使い込むと、朱の部分が薄れ、ところどころ黒の下漆が見えてくるのが味わいです。上手く言えませんが、木から葉が落ち、枝や幹の姿が見えてくる侘びた世界に合う気がしました。

 茶杓は、虎竹で「木枯し

 茶碗は金海手 いわゆる猫掻きです。

 これも根来塗と同じで、茶碗に猫が爪でひっかいたような跡を景色として入れた茶碗です。 

 

 この茶碗は、私の持ち物で、紀州葵窯に行って買った茶碗です。

 当代の寒川さんより、使えば使うほど味が出ると言っていただいた茶碗です。

 確かに、使っているうちに、釉が透けて、茶碗の土が目立ち始めた気がします。

 兄弟弟子にこの茶碗でお茶を出したところ、上品な色で素敵だと誉めてもらいました。

 その後の言葉が面白く、高級なコートのグレーと同じと気に入ってました。

 持ち主としては、グレーの色よりも、透けて見える茶碗の土が面白いと主張しましたが、高級なコートのグレーのイメージを払拭することはできず(笑)

 いずれにしても、評判は上々でした。

 

 今になって気が付いたことが・・・。

 根来塗・木枯し・猫掻きと侘びた感じでまとまったと思っていましたが、なんか「侘び」・「枯れ」を全面に出しすぎた・・・。

 一歩引くというところを覚えないと押し付けの道具組になると反省です。 

 

<薄茶流し点の道具組

水 指:瀬戸
薄茶器:根来塗
茶 杓:虎竹「木枯し」
主茶碗:猫掻き【葵窯】

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<二畳台目の茶室>

 

 花:白玉・土佐水木 花入:丹波四方 掛花入


 本日の台目の花は、白玉の椿に土佐水木。

 土佐水木も今は、緑・黄緑・黄色・茶色と表情が豊かですね。

 この土佐水木があるから、椿の白が映えてくると痛感しました。

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2020年12月6日日曜日

茶箱(二) 点前教則

  今年の8月より点前教則を買い、稽古の予習復習をしています。

 点前の具体的なところは先生に稽古を付けて頂かないとどうにもなりませんが、手順を把握するということなら、教則で概ね学習が可能です。

 応用点前 → 炭点前 → 茶箱(一) → 小習事(二) → 中置 → 

 小習事(三) → 茶箱(二)

 という順番で買っては習い、習っては買いを続けています。数えて見れば7冊買っています。


 さて、この茶箱(二)は雪点前・月点前・花点前が載っています。

 12月~2月に雪点前を、3~4月に花点前を、9月に月点前をする予定です。

 雪をクリアしたら、花もできると思いますが、月ができるかどうか・・・。

 4月に貴人点・貴人清次をする予定なので、3月に小習事(一)の教則を買う予定ですので、今回の購入で一休みできます。

 台目で稽古をしているので、台目の教則を買うかどうかが迷いどころです。


 

令和2年11月30日に四万十町の松鶴堂で一服「ころ柿」

 11月30日に出張で四万十市に行く途中に四万十町の松鶴堂で一服

  


 活けてあったのは、お花は千両で、短冊は瑞光院の宗源和尚の筆で「豊年兆」

 豊年の兆しで、千両というのも上手い組合わせだなと思いました。

 師走に差し迫る時に、来年に向けて豊年の兆しという言葉に、多く実る千両

 松鶴堂さんの心遣いがぐっと心に食い込みました。


  

 お菓子の銘は、「ころ柿」でした。

 作りたてなのか?道明寺餡のモチモチ食感が面白かったです。

 普段はお菓子にそこまで関心を示さないのですが、ネットで調べてみました。

 道明寺は、餅米を引いた粉で作った餡なのですね。食べたことはありましたが、始めて知りました。


 道明寺餡とは・・

 https://www.toraya-group.co.jp/toraya/small_stories/detail/?id=3