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2021年1月17日日曜日

令和3年1月13日 社中初釜【濃茶棚点前】

 1月13日に稽古始め&初釜に行ってました。
 今年は新しい兄弟弟子が2人入ったこともあり、師匠も私もかなり気合が入っていました。
 
 1月9日には、道具合わせ等をして、本番に臨みました。
 今回、私は濃茶の点前の当番です。

 

 本席の床は、雪窓老師の筆の大横の掛軸で、「松樹千年翠」です。
 花は、白玉椿と蝋梅を師匠が活けてくれました。
 花入は、七官青磁。年末に道具置き場を整頓していたところ、見つけたので、早速初釜で使用しました。やっぱり青磁は存在感がありますね。
 香合も飾ろうかと思いましたが、大横の掛軸と青磁の花に合わせると、付け足した感がありすぎたので、省きました。
 
 待合は本居宣長の筆で。初春という題の和歌を掛けていました。
 写真撮れば良かったものの、すっかり抜かっていました。
 来年はちゃんと撮ろう。
 ちなみに
 「 たちかえり ぼのぼのあける ひかりより かすむもけさを 初春のそら  

 横書きにすると味気ないのですが、このような歌で初日の出の厳かな雰囲気が目に浮かぶ歌です。

 
 

 点前座はこんな感じです。

 釜 :撫肩釜 浄久造 (二代 大西清右衛門 浄清の弟 15代極)
 棚 :宗旦好丸卓
 水指:染付 丑の画 時代

 茶入が棚正面に置けれてないのが、この写真を見て、気づきました。
 
 

 師匠自慢の大西浄久の撫肩釜です。
 存在感ばっちりです。鐶付は長角(ながかく)です。
 こういう釜があれば、いいのにとつくづく思います。

 茶入は会席の向付で使うような猪口の形の見立ての茶入です。

 濃茶
 
 茶入 猪口   長入造(七代 楽吉左衛門)
 茶杓 和敬   誡堂老師(大徳寺515世
 仕覆 時代裂
 茶碗 井戸形  空処造(十代 長岡住右衛門 十二代極)
 蓋置 三つ鳥居 良二造

 菓子 花びら餅 菊水堂製
 御茶 鵬雲斎大宗匠御好 「瑞世の昔」 碧翠園詰

 

 茶碗は私の茶碗を使わしていただきました。
 楽山窯へ直接持っていき、当代の空郷さんに極を書いていただいております。
 この極のために、実は楽山窯に二度行っており、一度目はこの茶碗がだれの作かを見て貰い、二度目にやっと極を書いて貰ったということです。
 買ったときは、合箱で、楽山窯ということだけしか分からず、だれの作かはわかりませんでした。
 
 道具組するまでは、道具がないないということを師匠も私もぼやいていましたが、何とかそれっぽくはなりました。

 今年も社中が和気あいあいと出来るといいです。

 御菓子はやはり、花びら餅ですね。
 これが出ないと初釜の雰囲気はでませんね。
 
 花びら餅は、元々は宮中の雑煮がルーツにあるらしく、裏千家の十一代 玄々斎のころに使用することが許可されたという御菓子です。

 薄茶
 
 薄器 鵬雲斎大宗匠好 糸巻棗
 茶杓 虎竹
 茶碗 松竹梅絵 半七造
 菓子 干支絵馬、ねじり梅 菊水堂製
  器   杉木地銘々皿

 
 杉木地の銘々皿はこちらです。右角は竹が張られています。

 薄茶は鵬雲斎大宗匠好の糸巻棗です
 じっくり、ゆっくり今年も稽古を重ねていきましょうという思いです。
 茶杓は、地元の高知の虎竹の茶杓です。
 11月に竹虎(虎竹を扱うお店)に茶杓を買いにいったときに、兄弟弟子が買ったものを今回は出していただきました。

 さてさて、お席はこういう感じでした。

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<初稽古での大爆笑>

 これで終われば、良かったわけですが、やっぱりオチがありました。 

 濃茶を練ったときに、お湯の入れぐらいが少ないのを心配した師匠が、お湯をもっと入れなさいという指示があり、そうかなと思いつつも、柄杓に入ったお湯を全て入れました。

 案の定、仕上がった濃茶はシャバシャバの濃茶

 申し訳ありませんと出して、師匠が一口頂いたときに、「ズルズル」と音がでました。
 
 私が、「濃茶汁になりましたね」と言ったところ、師匠の爆笑のツボに入り、笑い堪えれず、噴き出してしまいました。

 畳に濃茶が飛ぶは、古帛紗に濃茶が付くわと大変。
 しかも、古帛紗は師匠の友湖作の「二人静」。
 さすがに師匠は歴戦のツワモノ。家で乾いてから拭くとのこと。
 濡れた状態で、拭くと余計にしみ込みどうにもならないとのこと。
 弟子が、濃茶を吹き飛ばしていたら、恐らく切腹ものです。

 茶碗の縁を清めて、みんな笑いながら、濃茶を飲みました。

 後日、師匠から電話があり、噴き飛ばしたことより、そのまま連客に送ったのは、NGで悔やんでも悔やみきれぬと言われました。

 点前なり、正客が「申し訳ありませんが、奥で清めて参ります」と言い、ちゃんと仕切りなおしてすべきということでした。
 茶会はどんなアクシデントが発生するか、予測不能なので、その後をどのようにリカバリーするかが大事と師匠より改めて教わりました。

 社中でのことなので、そのまま続行したわけですが、茶会でそんなことをすると、死ぬまで「粗相した濃茶を連客に飲ました」と言われると考えただけでも、ゾッとします。

 茶会で類似の出来事が起きても、今回の体験があるので、次回はちゃんと対処ができることでしょう。

 土木は経験工学と良く言われます。地盤・現場条件・施工時期が全く同じことは無いので、理論だけでは対応しきれず経験が重要ということです。

 茶道も同じようなものだなと、初稽古から感じたところでした。
 
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